売れないコメディアンのアーサー・フレックが暴漢に遭遇したのは、ゴッサムシティの街を道化姿でさまよっていたときだった。社会から見捨てられたフレックは徐々に狂気への坂を転落してゆき、やがてジョーカーという名のカリスマ的な犯罪者へと変貌を遂げる。トッド・フィリップス監督が放つ、衝撃のサスペンス・エンターテイメント! Rating R15+ TM & (C) DC. Joker (C) 2019 Warner Bros. Entertainment Inc., Village Roadshow Films (BVI) Limited and BRON Creative USA, Corp. All rights reserved.
シナリオも演者もすごいわ。同じ人間とは思えない。
事前に面白いと聞いてはいましたが、久しぶりに『ジョーカって映画を見たよ』と人に話したくなる作品でした。
どこから書き残していけばいいだろう。なんというか私のような駄文で表現するのは
あまりにもおこがましい。
興奮して視聴後にもう一度再生ボタンを押してしまった。
はじめっから終わりまで展開は読めない。主人公の奇抜さも相まってどっちを向いているかわからない。
ジョーカーはただの基地外か、それとも革命者か。
本人の行動に矛盾はない。すべて納得して自分が思う様に動いている。
だけども世界はそうならない。自分のとった行動はよくも悪くも、大きくも小さくも世界を変える。
私の価値はなんだろうか小さな世界に小さな満足。小さな不満に小さな犯罪。
ああ、素直に生きるということは難しい。なんだよ素直って。まともに生きるってことなのか。
価値観なんて人それぞれ。なのに普通を押し付けられてみんなそれに従う。従うと楽なんだよね。
いやいや、従わなければ世界は回らない。世界中の人が好き勝手に行動したら大変なことになるだろう。
狂気は人を引き付ける。
狂っているのは私の方なのかね。