アマプラビデ王の日々

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ボーダー 二つの世界~心の底から湧き上がるような嫌悪感

 

孤独な税関職員のティーナは、ある日、謎めいた男に出会う――。 スウェーデンの税関に勤めるティーナは、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分ける能力を持っていたが、生まれつきの醜い容姿に悩まされ、孤独な人生を送っていた。ある日、彼女は勤務中に怪しい旅行者ヴォーレと出会うが、特に証拠が出ず入国審査をパスする。ヴォーレを見て本能的に何かを感じたティーナは、後日、彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にヴォーレに惹かれていくティーナ。しかし、彼にはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった――。©Meta_Spark&Kärnfilm_AB_2018

 

この嫌悪感、拒絶感は何なんだろう。異物を排除せよという言葉で頭の中がいっぱいになる。お前らは断じて人間じゃない。こちら側に来るな。

 

この人もどき、冒頭のシーンから頭がおかしくなりそうなくらい気持ち悪い。
なんだよこれ。どんな映画だよ。

 

この不細工な女みたいな怪物の不幸な身の上話かと思っていたら、もう一匹現れやがった。


こいつも相当な気持ち悪さ。2匹セットになってからも相当な拒否感がある。

 

みたくないよ。あっちに行けよ。人間と同じようなところで暮らしているんじゃないよ。裸で野山をかけずり周り、地を這う虫を食い、それからまぐわうだと!?

 

このまぐわいのシーンは直視することができなかった。
アマプラなので早送りができたが、もし映画館でこれを見ていたら目をつぶって耳をふさいでやり過ごしたと思う。

 

それか吐く。やつらが快楽に身もだえるシーンを想像するだけで胃液がこみあげてくる。

 

冒頭から登場してきたあの女化け物ですが、ラストは人間側につきます。
お前はこちら側ではないんだよ。なに人間と同じ側に立とうとしているんだ?とこれまた嫌悪感が高まるばかり。


いっそのこと2人で逃げて幸せに暮らせばいいじゃないか。

 

ラストシーンでハガキが来るところもストレスが高まる。
あの服はなんだよ。基地外か?そして、ノルウェーだかどっかにまだ残りが大量にいるらしいじゃないの。


これが事実だとしたら、恐ろしい。劣等種族は根絶やしにしろ、焼き払え!

 

染色体異常の病気でこういう男女があいまいな人間が生まれるのかと思ったら、特殊メイクだって。


よくぞこれだけ恐ろしいキャラクターを作ったものだ。

 

あまりの気持ち悪さに視聴後はしばらく茫然としてしまった。


コメントを見ると高評価がたくさん。特にまぐわいにぼかしが入っていたことに否定的な意見がたくさん。

 

まじであんなの見たいやつがいるのか。ほんと、どうかしているよ。

 

登場するこちら側、つまり人間たちも異常な奴らばかり。異常というか人間としてクズ。クズという言葉が高貴に見えるくらい鬼畜。

 

あの2匹のほうがむしろ健全な生き方をしているのに、なぜか許せない。

 

この異物を排除するという感覚はいじめや差別、戦争につながる。それから羞恥心、見栄、承認欲求。こういうものは所属するものがあるからなんだろうなと思う。

 

私は地球規模ではモノが考えられない小さな男だ。せいぜい両手を広げた範囲くらいのものしか見えていないんだろう。

 

だから、こういう異物は排除することしか思い浮かばない。見てはいけない作品No.1に決定だ。これはしばらく立ち直れそうにないわ。