水着姿の若い男女が踊り狂う、ビクトリア湖畔の春休み。まー、皆さん大変セクシーな格好なので、電車の中で見るのがちょっと恥ずかしかったですね。今回ご紹介する『ピラニア』は、まさにそんな若者たちが、太古のピラニアに襲われるという、エログロ満載のパニックホラーです。
ピラニアというタイトルの通り、この若い男女がピラニアに襲われるのですが、そのきっかけとなったのが、湖底で発生した小さな地震。この地震で、地中深く埋まっていた湖と、若者たちがバカ騒ぎしている湖が繋がってしまったんです。太古から共食いで生き延びてきた数万年前のピラニアたちは、目の前に現れたご馳走に食らいつく。現場は大パニックです。
映画『ピラニア』とは？
2010年に公開された『ピラニア』（原題：Piranha 3D）は、アレクサンドル・アジャ監督が手がけたパニックホラー映画です。春休みで賑わうビクトリア湖畔で、湖底の地割れから200万年前に絶滅したはずの凶暴なピラニアが大量に湧き出てきます。何も知らない若者たちが大騒ぎする中、ピラニアの群れは彼らに牙をむき、湖は血まみれの地獄と化します。グロテスクな描写とお色気シーンが満載の、超過激な作品です。
見どころ：大パニックの湖畔と、予想外の結末
ピラニアの大群に襲われた現場は、まさに地獄絵図。片足だけ食べられたり、顔だけかじられたり、時にはポロリと……。地元の警官が水中にショットガンを撃ち込んだり、ボートのプロペラでピラニアを退治したりと、観客も巻き込んでの大パニックが描かれます。
ガス爆発を使ってピラニアの大量排除に成功し、「これでハッピーエンドか」と思いきや、まさかのピラニア2に繋がりそうな終わり方でしたね。グロテスクなシーンが多い映画ですが、お色気もたくさんあって、どちらも好きな方にはたまらないでしょう。
本当にあちらの皆様って大胆ですよね。濡れたTシャツが見たかったと辞世の句を残した、あの監督も良かったです。わーっと見て終わりのタイプの映画でしたが、テンポや流れがよく、とても楽しめました。こういうのを週末に観てスカッとするのは、気分がいいものです。
どうやら『ピラニアリターンズ』という続編があるらしい。早速ウォッチリストに入れておこうと思います。
なにこれこっちも面白そう。
