広大な森の中で目覚めた12人の男女。ここがどこなのか、どうやって来たのかも分からない。あるのは巨大な木箱に納められた一匹の豚と武器の数々。すると突然銃声が鳴り響き、何者かに狙われる。武器を取り、逃げまどいながら、やがて彼らは気がつく。ネット上にはびこる噂、「人間狩り計画」―セレブが娯楽目的で一般市民を狩る“マナーゲート“が実在することを。
冒頭からいきなり始まる殺戮ゲーム。え?この人が主人公?と思ったらあっという間にゲームオーバー。
最初の大量キルは少々グロテスクです。
このペースで進んでいくと誰を中心に見ていけばよいかわけわからないなぁと思っていたら、雑貨屋で主役がやっと登場します。
彼女の経歴もよくわからないしここに連れてこられた理由なんかも最後までよくわからなかったのですがまあ強いこと強いこと。
途中に何度も排除するチャンスはあったでしょうに。なぜか狙われない。もしかしてキルを譲り合っていたのか?
仕掛けられたトラップも巧妙にかいくぐり最後にボスキャラと対峙です。
この映画ではウサギとカメの逸話が出てきます。
たぶんそれが映画の動機というかテーマみたいなのだと思うんですけどもね。
カメがウサギに勝った後の続きが付け加えられていて、ウサギはカメの家に押し入って一家惨殺するらしい。
うーん、今回の映画と関係あるか?あの主人公の女の子がウサギ?カメに追いかけられたような描写はなかったような気がします。
海に沈んだシャンパンの話もよく分からなかったし、キャビアを食べたことある?とかそういうのはもしかしたら何か元ネタがあるのかもしれません。
Wikiを見ると政治的な風刺が含まれているとかいないとか。
私にはそれを理解できる教養はなかったようです。