秀一は湘南の高校に通う17歳。 女手ひとつで家計を担う母・友子と、妹の遥香の三人暮らし。しかし、十年前に母が離婚した男・曾根が出現し、その平和な生活は壊される。傍若無人に振る舞い、一日中飲んだくれ、母の体に手を出す曾根。ついに妹にまで危険が及んだとき秀一の怒りは頂点に達した。 秀一は家族を守るため、自らの手で曾根を殺害することを決意し、裏サイトや医学書から収集した情報をもとに「完全犯罪」のシナリオを練り上げる。そして計画を実行に移すのだったが……。(C)2003「青の炎」製作委員会
邦画は久しぶりです。
個人的に好きな二宮氏が出ているということもあり、視聴してみましたが皆さん若いねー。若くて若くて、こっちが恥ずかしくなりそうでございますよ。
映画のストーリーとか登場人物の演技はまあいいでしょう。
その不安定さも、この映画のだいご味ですから。
松浦亜弥さんとか久しぶりに見た。歌を歌っている印象しかありませんでしたが、こんな映画も出演されていたのですね。
テーマとしては、大人の理不尽さみたいなものに抵抗する高校生って感じですかねー。
いろいろと気になるところはありますが、ラストあれはないでしょうー。
意外性を出したかったのかもしれませんが、トラックの運転手にしたらいい迷惑じゃないですか。
無関係であるドライバーを巻き込む必要があるのかと思いますよ。
その前に30年後の絵を描いているんだし、テープレコーダーを部室に置いたりするんだからさ。
こう何というかお互いの淡い恋心というか伝わらない思いとか、そのあたりは最後まで引っ張って欲しかったですよ。
個人的にはやっぱり松浦さんが二宮さんの部屋に来た時にもうちょっと盛り上がって欲しかった。
ガラス越しに手を合わせるだけじゃー物足りない!
艶っぽいシーンは二宮さんの上半身裸のシーンくらいですかね。
何カットかありましたが、こういう演出はジャニーズらしいです。
大人の世界は矛盾していて、きれいなことばかりじゃないんですよね。
それに気づき始めるのがこの年代なのかもしれません。
おっさんは、もはやつかりすぎていろいろとマヒしているんだろうな。