過激派組織「IS」が、女性弁護士バハールの住む町を襲撃。男は殺され、子供はさらわれ、女たちは性奴隷の運命をたどる。しかしバハールは息子を取り戻すため脱出し、武装部隊「太陽の女たち」を結成。戦場記者マチルドが取材を敢行するが、地獄よりも過酷な闘いが待ち受けていた!!
ISとの最前線で戦う女兵士たちのお話です。
ドキュメンタリーチックに描かれていますが、登場する人たちは役者です。
ですが、実際に現地に足を運んだジャーナリストの情報をもとに作られているのだと思います。
タイトルに涙とはいっているので、映画の一番良いシーンで涙が流れるのかなと思いましたが、涙のシーンはたくさんあります。
といいますか、涙なしでは語れない出来事ばかりで、こんな悲惨なことがいまだに繰り返されている地域が地球上にあるということに驚きます。
拉致監禁レイプに殺害なんでもありですよ。子供も例外ではないです。
女性軽視というか、もうほとんど道具みたいなものです。同じ人間なのかと思ってしまうようなひどいことばかり。
あの地域の人たちは、自分の信念のために戦っているわけではないのでしょうね。
それはただのきっかけでしかなくて、実際は自分たちの私利私欲のために戦争をしているだけな気がしてきました。
どちらが良いとか、どちらが悪いというのは、第3者の私は判断すべきことではありません。
ですが、傷つければ痛いことはわかるでしょう、食事を与えなければ死ぬことくらいわかるでしょうに。
週末に見る映画としてはちょっと心が重くなってしまう内容でした。しまったな、次はもう少し気楽な作品にしよう。