西暦2740年。宇宙を守る任務を帯びたエージェントのヴァレリアンとローレリーヌは、あらゆる種族が共存する"千の惑星都市"アルファに派遣される。アルファでは、謎の放射線汚染が広がっており、2人は、事態の対処を任されている司令官の護衛を務めることになった。ところがヴァレリアンたちの前に突如、30年前に消えたはずの惑星、ミュールの一団が現れ、司令官を連れ去っててしまう。後を追ったヴァレリアンだが、そこで彼らが知ったのは、銀河を揺るがす邪悪な陰謀と、宇宙の歴史から抹殺されようとしていた"秘密"だった-。果たしてヴァレリアンとローレリーヌは、“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことができるのか!?© 2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
地球の軌道上を周回する宇宙ステーション。
現代は各国が様々なステーションを飛ばし、覇権を競い合っていますが、数百年後には平和が訪れ各国のステーションがドッキングして一つの大きなステーションになります。
そのうち異星人もこのステーションと結合するようになり、大きな街にまで成長しました。
質量が大きくなりすぎた宇宙ステーションは、地球に追突する前に、別の星を目指して地球を離れ何年も宇宙空間をさまようのです。
これがアルファ宇宙ステーション。この映画の大前提。いやー、なかなか壮大。面白い。
パール星人がちょっと出てきてなにやら不穏な空気に。やれやれ、また人類が無害な星を汚染するのかと思うのですが、風景は一転してきれいなビーチで寝そべる若い男(ヴァレリアン少佐:デイン・デハーン)が現れます。
続いて登場した美人の女性(ローレリーヌ軍曹:カーラ・デルヴィーニュ)
なんだこの人。私の中の映画で見かけた美人ランクが入れ替わりそうなくらいの、超絶ウルトラ美人。
もうね、結婚したい。結婚は無理でも目の前で眺めていたい。美人過ぎて見とれてしまう。
ローレリーヌって日本語だとものすごく発音しづらいのですが、それも気にせずローレリーヌーって叫びたい。ヴァレリアンとローレリーヌは凄腕の保安官で、宇宙の平和を守っています。極秘任務を受け、ピンチに陥りながらも最後に真の悪を裁くと言うお話。
いや、ストーリー省略しすぎた。省略しすぎてもいいくらいローレリーヌがよかったんですよ。
はじめは肌の露出が多めだったのですが途中で服を着ましてね。むしろ布面積は減らしていこうよ。それが無理なら最初の面積をキープして欲しかったなぁ。
異星人はどちらかと言うとちょっとお茶目な感じで描かれていて楽しいです。
むしろパール星人のような、人型だけどもちょっとだけ違和感があると言うのにものすごく恐怖を感じてしまいます。
彼らの顔は、スプライスに出てきたあの子の顔を思い出させます。
なんだかおしりの辺りがむずがゆくなるようなあの気味悪さです。
またストーリーから外れてしまいました。
いろんな兵器や道具がでてきて面白いですし、いつものように機密情報は意図的に消されていましたし、カモノハシみたいなおしゃべりな3兄弟(兄弟かどうかわからないですが。。。)もよかった。他にも魅力的なキャラクターがいっぱい。
SF系の映画はたくさんありますが、ストーリーもテンポもよく、久しぶりに夢中になって(ローレリーヌを)見てしまいましたよ。
こんな世界は果たしてやってくるのですかね。オススメの1本でした。