20億人が犠牲となったゾンビ世界大戦から7年。戦争で父親を亡くしたメラニーは、“アウトブレイク生存者サポート”でゾンビ狩り療法が良かったという評判を聞きつけ、パートナーのルイスとともに「リゾート」にやってくる。しかし、何者かが「リゾート」のシステムに侵入しウィルスを仕掛けたことで、セキュリティが制御不能となり島中にゾンビが解き放たれてしまった。しかも自動的に5時間後に島全体が戦闘機で空爆されるブリムストン・プロトコルが発動されていたのだ。その頃、何も知らないメラニー達ツアー客は野外キャンプでゾンビ狩りを楽しんでいた。(C)MMXV THE KRAKEN FILMS AIE All RIGHTS RESERVE
週末がきたぞー。こんなときはやっぱりゾンビ。
ここ最近ゾンビからは離れていたのですが、アマプラのオススメにあがってきてしまったので仕方がない。
週末の楽しみに取っておいたこの映画を見ました。
タイトルはゾンビサファリパーク。このタイトルはなかなかわかりやすい。
ゾンビが放し飼いにされている土地があって、そこを見て回るツアーが組まれているのでしょう。ルールを守らないやつが現れて、ゾンビに襲われてしまうストーリーが容易に思い浮かびます。
冒頭に表示された原題は『The Rezort』こ、これもいいじゃないですか。
リゾートのスペルは正しくはResort。SがZに変えられています。桃色クローバーZのZやマジンガーZのZは、ゾンビのZではありませんが、海外のZはほぼ間違いなくゾンビのZです。
だって彼ら本当にゾンビを愛しているのですから。つまり、ゾンビのいるリゾート地のお話ですね。
サファリパークという訳も秀逸ですが内容としてはやっぱりリゾート地のほうがふさわしかったです。
時は近未来。ゾンビ対人間の戦争後のお話です。
この大戦で20億の人間が死んだと言う設定ですから世界人口を40億と想定すると、死んだ人間はほぼゾンビ、つまり人類の敵ですから20億対20億の想像を絶する戦いだったことが予想されます。
その戦争に勝った人間達は、ゾンビを1つの島に残しその島をリゾートとして商売を始めたのです。
リゾートでできることはZ達の虐殺。
死んでいるから殺害はおかしいのですが、とにかく武器を持って安全なところからゾンビたちを狩ることができるのです。
いやなかなか面白い設定です。
で、変なお姉さんが防衛システムにウイルスを仕込んじゃって、ゾンビたちが大暴れ。
緊急プロトコルが発動し、島全体が爆撃される前に脱出すると言うお話です。
この映画でもう一つ面白い設定だったのは、ゾンビ達は作られていたと言うこと。
熱を加えたら老化が進んで足が遅くなるとかちょっと笑ってしまいました。
ゾンビに新鮮も若いもないだろうと思うのですが、私達はゾンビを愛しているからいいんです。さらにはゾンビの権利者団体の話まで飛び出す始末・・・。
大量のZに追い掛け回されるかというとそうではなく、最後はなんだか中途半端な感じで終わるのですが、久しぶりのゾンビ映画を堪能することができました。
将来本当にゾンビ大戦争が起こったら。。。
日本は島国なので、国内を一掃できれば、入口チェックをしっかりすれば大丈夫だと思います。
数匹紛れ込んだとしても、たいした武器も持たないゾンビは一方的にやられ役になるんでしょうね。
人間同士が争う戦争は嫌ですが、映画やゲームの様に対ゾンビとのバトルと言うのはやってみたいですね。
VRで体験できるようにならないかな。