製作費37億、興収100億のメガヒットがスゴい!スーパー・スター&世界一の美女がスゴい!先読み不可能な怒濤の展開がスゴい!ダンス&ミュージックがスゴい!ラスト40分のアクションがとにかくスゴい!
きました。ダンスたくさんのインド映画。やっぱりインド映画はこうでなくては。
インドの美意識的に男性は結構がっしりした男が好まれるようです。髪の毛もカツラと見間違えるくらいフサフサ。
そして男性はあまり激しい動きでダンスはしない。これもお国柄なのでしょうかね。
メインの女性のダンスはなかなか見ごたえがあり、キレッキレと表現するのにふさわしい動き。
ベリーダンスにあるような曲線を生かしたダンスに、カクカクしたロボット系のダンスがまじりあってまさにカオス状態。まつ毛とか、首とか肩とかとにかく体のいろいろなところが細かく動くことにびっくり。
インドの女性はばっちりメイクでとくに目の装飾がすごいのですよね。まつ毛アゲアゲでキラキラするの塗りまくりなんですよ。
ちょっとなんかおかしなテンションになってきましたが、ストーリーは世界初のアンドロイドを作ったお話。
当然人間の持つあいまいさがうまく理解できず、ちょっとずれた反応をしてしまい笑うシーンやインプットされた格闘技能力で敵をなぎ倒すなど激しいアクションもあります。
面白いのが人を好きになるところですよね。これがなかなか切ないしかなしい。
その失恋がきっかけでロボットは暴走してしまうのでした。
自分自身を複製し、一つの巨大生物の様になるあたりは結構見ごたえあります。
思いつきもしない展開にただ圧倒される。
そりゃ無理だろうとか、そんな高いところから落ちたら死ぬわと思いますが、チッティとヒロインのサラは無敵です。
インド人って車の事故では死なないのかな?なんて思ってしまいます。
そして都合よく博士がロボットを無力化したところであのラストですよ。
自分自身を分解するなんて。ちくしょー、ここまでネタで笑わせておいて最後はこんなベタな方法で泣かせるのかと。
まー、よくもこれだけ詰め込んでくれました。
よくありがちな設定でつまらないと思う人もいるかもしれませんが、私は大好きで最後まで楽しめた1本でした。
いやー、スカッとして気持ちがいい。私もインドダンスやってみたいな。
ベリーダンスとかじゃなくてみんなでワイワイいいながらやりたいですね。