ハングリー・ラビット
高校教師ウィルは、音楽家の妻ローラと幸せな毎日を送っていた。ある夜、帰宅途中にローラが暴行されてしまい、病院で激しく動揺するウィルに、謎の男サイモンが近づき静かに囁いた―。 「やつを、代わりに始末してやろうか?」 それは、正義という名の下に行われる“代理殺人”の提案だった。 Rating G (C) 2011 HRJ DISTRIBUTION, LLC
何度か登場する謎めいたキーワード「飢えたうさぎは跳ぶ」
英語でなんて言っているのか聞き取ろうとしたのですが、ハングリー・ラビット・ジャンプでいいのかな。あまり自信がないです。
きっと何かの意味が隠されているのでしょうが、最後まで明確になることはなかったので、視聴者が自分で考えろということでしょう。
私は、「窮鼠猫を噛む」のような意味合いじゃないかなと思ってずっと見てしまいましたが、レビューを書いていてちょっと違うかもしれないと思ってきました。
妻を暴行された夫(ニコラス・ケイジ)が病院で怪しい男に話しかけられます。
どうやら私刑執行をする団体のようで、報酬はいらないから仕返しをしてやると言われます。
憎しみのあまり、夫はその団体に復讐を依頼してしまいます。
犯人にはふさわしい罰が下されのですが、その後、怪しい男達から、小さな頼みごとをいくつか頼まれます。
それがだんだんエスカレートしていき、最後には事故に見せかけて他人を殺すよう依頼をされます。
嫁にあらぬ疑いをかけられたり、信頼していた友人に裏切られたりで最後バタバタっと物語が進行してエンディングとなります。
序盤の謎めいた感じはとても良かったのですが、できればラストはもう少しじらして欲しかったというのが視聴後の感想です。