西暦2055年。人類の長年の夢・タイムトラベルが可能になった時代。シカゴにある大手旅行代理店タイム・サファリ社では、6500万年前にタイムトラベルし、恐竜狩りを楽しむという画期的なツアーが人気を集めていた。しかし、人々はまだ気づいていなかった。過去への旅が、恐ろしい危険をはらんでいることを。ツアー中、客の一人が気づかぬうちにわずか1.3gの何かを過去から持ち帰ってしまったことで、進化するはずではなかった生物を進化させ、未来へとつながる生態系進化を大きく変えてしまう。
タイトルからして、大落雷による災害のお話かと思いましたが、ふたを開けてみるとタイムトラベルのお話。
過去と現在を往復できる技術が開発され、恐竜狩猟体験というツアーが実施されます。
過去でやってはいけないことは、ドラえもんでもよく言われている以下の2つのこと
・痕跡を残さない
・過去のものを持ち帰らない
ほんの些細な変化でも現代の環境に甚大な影響を与えてしまうからです。
映画なので事件が起こらないわけはありません。
ツアー客がうっかり過去に変化を起こしてしまいます。それが原因で、現在が大パニックになります。
いろいろなトラブルに見舞われながら、何とか元に戻すことに成功し、めでたしめでたしというようなお話でした。
変化の波が段階的にやってくるという観点は面白いですね。この設定により、緊張感も出てくるし次はどうなるんだろう?と楽しみながら見ることができました。
タイムトラベルはしばらくできそうもないので、こういうことができるのはまだまだずっと先ですね。