最強の二人
事故で全身麻痺となり、車いす生活を送る富豪と、図らずして介護役に抜擢されたスラム出身の黒人青年。共通点はゼロ。高級住宅地とスラム、ショパンとクール&ザ・ギャング、超高級スーツとスウェット、洗練された会話と下ネタ、車いすとソウル・ミュージックに乗ってバンプする身体―。二人の世界は衝突し続けるが、やがて互いを受け入れ、とんでもなくユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。(c)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP
他の人からも良いといわれていたこの作品、長らくダウンロード済みフォルダに保存されていたのですが、やっと見ることができました。
まず感じたのは、最強の二人の笑顔がとても素敵だったことです。
実際の人物もこのような素敵な笑顔を見せてくれる人間なんだろうかなど思いながら、最後まで楽しんでみることができました。
ヘルパーである彼は、自分の役割を果たしただけ。それに上下関係もなく、優越もないのが本当なのでしょう。
親友や友人、家族という関係とはちょっと違いますが、お互いが持っているものを差し出してぶつかっていくあたりはとても良かったと思います。
脇を固めている人々も良かった。あのモップヘヤーだけはいらない気がしましたが…。
クロワッサン届けるのはなんでですかね?そういう文化があるのか、何かの映画とかけているのか…。
某番組の用に障害者を見世物にしてお金をせしめる行為にはやっぱり疑問を感じてしまいます。
現実はなかなか難しいのでしょうが、この映画のように接することができる世界が理想といえるのではないかと思います。