大統領の料理人
片田舎で小さなレストランを営むオルタンス・ラボリがスカウトを受け、連れて来られた新しい勤務先はエリゼ宮。そこはなんとフランス大統領官邸のプライベートキッチンだった。 堅苦しいメニューと規律と縛られた食事スタイル、嫉妬うずまく官邸料理人たちの中で、彼女が作り出すのは「美味しい」の本当の意味を追求した料理の数々。 当初、値踏みするような目で遠巻きに眺めていた同僚たちも、いつしか彼女の料理の腕と情熱に刺激され、彼女のペースに巻き込まれ、官邸の厨房には、少しずつ新しい風が吹き始める。 やがて、大統領のお皿に食べ残しがなくなってきたある日、 彼女に直接声をかけてきたミッテラン大統領の口から意外な話が飛び出す―。(C)2012 -Armoda Films- Vendome Production -Wild Bunch - France 2 Cinema
どんな偉い人でも、小さいころから慣れ親しんだかあちゃんの味と言うのは忘れがたいのだとおもいます。
この大統領も同じ。高級な食材と一流のシェフとでつくられる豪勢なご飯よりも、素朴な家庭料理が食べたかったんですね。
料理がいくつが出てくるのですが、残念なことに料理の味がまったく想像できない。
映像云々ではなくて、サーモンのなんちゃらとか、横文字でサンナントカと書かれたって、味の想像がつかない。
甘いのか、辛いのか?歯ごたえは?匂いは?ぜんぜんわからない。
おいしいのかすらもわからず、エンディングを迎えてしまったのでした。こんなことなら出てくる料理を1回くらい食べてから見ればよかった。
それにしてももともと勤めていた料理人、意地悪すぎw
当時、陰湿な嫌がらせが本当にあったんでしょうね。考えただけでドキドキしてしまう。
日本でも飲食関係はまだまだ未開のところがあると聞きます。嫌がらせをしたってよいことなんて何もないのに。
面白いと聞いていたのですが、私的にはそれほどのめりこんでみることができませんでした。
出された料理をどこかで食べてから見ると、また違う感想になるのではと思いました。