デンマーク発の衝撃作『THE GUILTY/ギルティ』(2018)と、そのリメイク版であるハリウッド映画『ギルティ』(2021)。どちらも「電話だけで事件を描く」という異色のワンシチュエーション・サスペンスです。この記事では両作品の違いと魅力を、コンパクトに比較して紹介します。
結論から言うと――
-
静かな緊張感と余韻を味わいたいなら デンマーク版(原作)
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ジェイク・ギレンホールの熱演を堪能したいなら アメリカ版(リメイク)
本記事では両作品の違いと魅力を、わかりやすく比較して紹介します。
このまま読み進めると作品のネタバレがありますのでご注意を。
両方見れる人は好きなほうか、どちらも見ればいいと思います・・・。
オリジナル版『THE GUILTY』(2018・デンマーク)
- 監督:グスタフ・モーラー
- 主演:ヤコブ・セーダーグレン
- 受賞:サンダンス映画祭 観客賞
- 特徴:緊急通報指令室の“声と音”だけで物語が進行。ミニマルなのに極限の緊張感。
映像はほぼ1部屋。それでも耳を澄ませるほどの没入感が続き、観客の想像力を刺激し続けます。
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私はやっぱりオリジナル版のほうがいいと思います。いい意味でも悪い意味でもハリウッド版はハリウッド版なので。
リメイク版『ギルティ』(2021・アメリカ)
- 監督:アントワーン・フークア
- 主演:ジェイク・ギレンホール
- 特徴:基本設定は踏襲しつつ、テンポと感情の振り幅を強めたハリウッド的アプローチ。
ギレンホールの感情をぶつける演技が圧巻。原作より“見やすさ・わかりやすさ”を重視した作りです。
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原作とリメイクの違い(さくっと比較)
項目 | 原作(2018・デンマーク) | リメイク(2021・アメリカ) |
---|---|---|
演技の方向性 | 抑制的・内省的。静の緊張。 | 感情を強く表出。動の没入。 |
演出の軸 | “音と声”で想像させる。 | 映像とテンポで引っ張る。 |
余韻 | 静かに問いを残す。 | 主人公の感情に寄せてまとめる。 |
また、登場人物が少ないので、主演が違うというのはかなりのインパクトがあります。
オリジナル版:ヤコブ・セーダーグレン
リメイク版:ジェイク・ギレンホール
私はオリジナルもリメイクも俳優基準では見なかったのですが、演じる人や監督によって、もっていきかたは結構違いますね。
どちらを見るべき?(さっくり結論)
- ミニマルで骨太なサスペンスが好き → デンマーク版
- ジェイク・ギレンホールの演技を堪能したい/テンポ重視 → アメリカ版
- 最推奨:まずオリジナルを観て刺さったら、もう一方も観ると違いが倍面白い!
まとめ
『ギルティ』は原作もリメイクも一見の価値あり。両方を見比べることで、演出・演技・脚本のアプローチの差がくっきり見えてきます。
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