家族を失ったマックスは、最強マシン(インターセプター)とともにガソリンを求めて彷徨っていた。中東戦争の勃発で石油が貴重品となり、各地で壮絶な奪い合いが続発している。やがてマックスは製油基地を守る人々と暴走族の抗争に遭遇。 Eirin Approved (C) 1981 Kennedy Miller Entertainment Pty., Ltd. (C) 1981 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
前回のヒャッハー映画の仲間ですよね。
正確にいえばこちらのほうがかなり先に作られていますんで、どちらかというと大先輩と表現するほうが正しいでしょう。
再生ボタンを押すとすぐに登場する荒野とゴテゴテのバイク。ああ、やっぱりこの世界観か。これは楽しめそうだ。
映像は少し古かったものの、そんなこと全く関係ないくらいしっかりと楽しめます。
中ボスっぽいカマキャラってこの時代から存在するのですね。
彼とその相方の味がありすぎて登場した瞬間ニヤニヤしてしまったのですが、相方はブーメランで一瞬でやられてしまいます。
変な恰好をしてバイクの後ろに乗っていただけで、一言もセリフが無い上に、偶然飛んできたブーメランにやられるなんて、ネタとしか思えません。
怒り狂う中ボスホモ男爵。かれは最後まで頑張ってくれました。
中ボスの特徴が濃すぎてラスボスはなんかいまいちでしたね。
それ以外にもいくつかキャラは登場しますが、90分という短い時間からか、主要キャラクターであってもあっさりとやられてしまいます。
すこしサービスショットがあったり、恋の予感が漂うシーンもありますが、テンポはかなりはやく、あっという間に話は進みます。
今回は情けないように見えるけれども、相当優秀な相棒も登場します。
あのヘリコプターみたいなのに乗っていれば最強だと思うのですが、なぜかマックスからは粗末に扱われる始末。
冒頭はひどい扱いでしたが、最後はリーダになってなんかカッコいい感じで終わってくれたのもよかった。
あのヘリコプターのシーンは合成ですよね?だけど、あんなので飛べると気持ちがイイだろうな。
今回の作品で一番すごいと思ったのは車を使ったスタントです。
あれは本当に素晴らしい。
当時はCGなんてないでしょうから、動いている車を使って生身の人間がやっているはずです。
すでに映画として公開されているので絶対に失敗することはないと思いますが本当にヒヤヒヤしてしまいます。
あんな危ないことよくやってのけますよね。
悪い奴らの攻撃のバリエーションは最新作に負けるものの、惜しげもなく爆発する車や北斗の拳の雑魚キャラのような服装は面白い。
これ、マッドマックスという1つのジャンルとして確立していますね。
マッドマックスシリーズはプライムビデオで他の作品も見れるとのこと。
これは週末の楽しみに取っておきたいシリーズです。