世界最大のクイズショーで、残り一問まで辿り着いたスラムの少年。間違えれば、一文無し。正解すれば、番組史上最高額の賞金を手に入れる。〈スラムの負け犬:スラムドッグ〉が全てを賭けて出した、人生の“ファイナル・アンサー”は―?(c)2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation
評判通り面白い!
クイズミリオネアの問題と、主人ことの人生を掛け合わせるなんて、この設定を思いついた人はすごいな。
金額が上がるにつれて、物語もクライマックスに向かいます。
単純なのし上がり人生のお話じゃないですよね。インドの社会問題にも触れられており、奥が深い内容になっています。
兄と弟の対比も良かったです。兄は弟を2度助けるのですが。。。
彼らは結局三銃士にはなれないんです。
それが2000万ルピーをかけた最後の問題となるというのも、計算されつくされています。
最後のシーンも良かった。私はあんなキザなことはできませんけど。
インド映画特有のみんなでダンスがないのかと思いきや、エンディングでありました。
これを見なけりゃインド映画じゃないですよね。
インド映画が好きな人も嫌いな人も楽しめる内容です。おすすめです。