映像よりも小説のほうが好き。
そんな野暮なことは言わないでください。湊かなえさんの小説は映像化されると独特の緊張感や人間ドラマが際立ち、まさに一粒で2度おいしい状態です。今回は映画・ドラマ化された代表的な作品を整理して、AmazonプライムビデオとU-NEXTどちらで観るのが良いかをまとめました。
結論
せっかちな人のために結論から書きます。
湊かなえ作品をじっくり見たい人には U-NEXTがおすすめです。
U-NEXTで湊かなえ作品を見る
このブログのタイトルはアマプラビデ王ですが、映画好きならアマプラじゃなくても気にしない。好きな作家といった切り口で映画に興味を持ってくれる人が一人でも増えればうれしいです。
ざっくり映画紹介(代表作5本、2025年8月時点)
さて、ここからは少し時間がある人向けです。湊かなえ作品で映像化されている代表作は以下です。
(※いずれも2025年8月時点の配信状況。Amazonプライムビデオでは一部のみ、U-NEXTでは全作が見放題対象になっています。)
1. 告白(2010)
松たか子主演。中学教師が「娘を殺した犯人はこの中にいる」と語り出す衝撃の告白から始まる。
映像美と緊張感あふれる語り口が特徴で、日本アカデミー賞最優秀作品賞も受賞。湊かなえを代表する作品。
2. 白ゆき姫殺人事件(2014)
主演は井上真央。会社員女性の殺人事件がSNSやワイドショーを通じて拡散され、人間関係や噂の恐ろしさが浮かび上がる。
綾野剛、蓮佛美沙子、菜々緒などキャストも豪華で、現代社会の「情報の暴力」を描いた問題作。
3. 少女(2016)
本田翼と山本美月のW主演。死への好奇心をテーマにした不気味な青春映画。
友人関係の歪みや人間の心の闇を抉り出すストーリーで、清水崇監督ならではの不穏な映像表現も光る。
4. 望郷(2017)
短編集「望郷」をもとにしたオムニバス映画。
貫地谷しほりや大東駿介らが因習に縛られた島での人間模様を熱演。親子の確執や故郷との葛藤を描き、湊かなえ作品らしい“やるせなさ”が心に残る。
5. Nのために(2014/ドラマ)
榮倉奈々、窪田正孝、賀来賢人らが出演。ある殺人事件を「N」と名乗る4人の視点から描いた群像劇。
過去と現在が交錯する巧みな構成で、湊かなえ原作ドラマの中でも特に評価が高い。切ないラブストーリー要素も。
どこで観られる?配信サービス比較
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Amazonプライムビデオ:一部作品のみ配信(時期によって変動あり)。「告白」や「落日」などもが見られることが多い
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U-NEXT:上記すべて配信中。原作ファンなら上記の有名どころを網羅できる点で圧倒的に有利。
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アマプラもU-NEXTも定期的に動画の入れ替えがありますので、情報が古くなってしまっていたらすみません。ただ、湊かなえさんの映画は人気があるようなのでしばらくは大丈夫かなと思っています。
アマプラもU-NEXTも無料期間がありますので、よければご視聴ください。
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