ミサイル開発元年と言われる令和元年。史上初の首都圏ミサイル防衛訓練の一部始終に密着した。その時国民は?自衛隊は?シミュレーションをつぶさに追う。
中国の台頭、それから北朝鮮のミサイル実験。日本って結構やばい立ち位置にいる事はとてもよくわかります。
隣国との距離はものすごく近いですし、他国を攻撃するものは持っていないので、ちょっと隣国の機嫌が悪くなれば簡単にミサイル打ち込まれてしまう。
自衛隊ではミサイル防衛に関してはかなり力を入れており、おそらく世界一の技術であるといえます。
射程や搭載台数、弾頭の数などはもちろん公開されませんが、実際に隣国が攻めてきたらどう対応するかの演習が行われその密着取材が45分に収められています。
いやー、結構すごい。自衛隊の広報用のビデオなので多少は強調されているところもあるのかもしれませんが、なかなか良くできておりますわ。
公開できるのはここまでで、実際にはもう少し進歩しており、公開していない隠し玉的なものもあるのかもしれませんが、視聴すれば、有事の時にはなんとかなるかもしれないと思わせてくれるストーリーです。
避難民の誘導なんかもシナリオに組み込まれているあたりがさすがだと思いました。
だけども、中国や北朝鮮には日本の防衛ミサイル以上のミサイルがあるといいます。
ありえないとは思いますが、すべて撃ちまくったら防ぐことはできません。
さらに、地上からの直接的な攻撃も加わる可能性も大きい。
避難民といって招きいれると、自爆テロを起こされたり、そこらへんにたっている普通の人が銃器をぶっ放したり。
と考えると、いくら世界最強の米国が守っているからといって油断はできないなと思いました。自衛隊はともかく、私達一般国民も有事の際にはどうしたらいいかって
考えておく必要があるような気がします。
戦地で泥まみれになりながらのイメージがある戦争ですが、ミサイル防衛はレーダーがメインとなりますから、なんとなくこぎれいな感じのする兵器が多かったような気がします。
兵器って恐ろしいものなのになぜかっこよさを感じてしまうのか。
争うことはDNAレベルで刻み込まれているのかもしれない。