100歳の少年と12通の手紙
世界40ケ国が涙した大ベストセラー、待望の映画化!人生の面白さ、抱えきれないほどの愛にあふれた《奇跡》と《感動》の物語。
タイトルとパッケージから、もうこれ絶対泣く系のお話だよねと思い、電車の中では見れないしこの年でさめざめと泣くのも体力がいるなと、しばらく放置しておりました。
何となく、今日ならいけそうと思って再生ボタンを押したのですが、半分予想通り、しかし残りの半分は予想を裏切る内容でした。
白血病の男の子の余命はあと12日。1日10歳年を取ると考えて、毎日過ごします。
わずか数時間の青春。キスをして結婚して子供をもって。両親との和解、大冒険など短い間ですが彼は本当にたくさんのことをやってのけます。
もうね、この設定だけで泣きそうなのですが、この映画悲しいだけじゃないのです。
パワフルできれいなピンクのおば様のプロレスネタが、良い意味で結構ヒドイのです。
シリアスな映画なのに、あんな思い切ったゆるゆる設定を入れていいものなのだろうか不思議に思ったのですが、あのシーンがなければどこにでもあるお涙頂戴の映画で終わっていたのかもしれません。
励ますや慰めるとちょっと違った接し方でしたが、ピンクのおばさんなりに考えての行動だったのでしょう。
映画では10代~30代くらいまではいろいろなイベントがあったのですが、60歳、70歳と年を取るたびにベッドで寝ている時間が多くなり、あっという間に時間がたってしまいます。
これを見ると年を取ることが怖くなりますね。
今だからできることをやらないといけないと思いながら、この映画を見ることができました。
男の子の表情がまた泣けるんだよな。結局人目もはばからず何度か涙ぐんでしまう羽目に。
あー、明日から頑張って生きよう。