ヒューゴの不思議な発明
火事で亡くなった父が残した“機械人形”。その秘密を探るうちに、ヒューゴは機械人形の修理に必要なハート型のカギを持った少女イザベルと、過去の夢を捨ててしまった老人ジョルジュに出逢う。人形に隠された秘密のメッセージに導かれたヒューゴの冒険が、それぞれの人生、そして世界の運命さえも変えようとしていた。アカデミー賞受賞監督、マーティン・スコセッシが贈る、感動アドベンチャー超大作。
ハリーポッターみたいなものかななんて思いながら見始めました。
壁の中に住む男の子が、ちょっとだけ気持ちの悪い人型ロボットを修理するというお話なのかなと思っていましたが、後半から一気に内容が変わります。
頑固なおじいさんやあのかわいらしい女性との関係が少しずつ改善していく感じはよいですね。
少しうるっとくる場面もあり、最後まで楽しく見ることができました。
しかし、時計のねじを巻く話はどうなったの?とか、あのロボットはどうなったの?とか、気になる点がいくつか残りました。
登場人物はみんな特徴があって、それぞれ物語がありそうだったのですが、映画ではちょこっと触れているだけでした。
なんとなくですが、実際はもっと長いお話で、それを無理やり縮小したのではないかと思っています。
ふるーい映画の作り方なんかもでてくるので、映画が好きな人はそういった目線で見ても楽しめるのではないでしょうか。
最後の終わり方から考えても続編はでないだろうな。雰囲気やキャラはとても良かったのに残念です。