最高の人生の見つけ方
余命6ヶ月、一生分笑う。 Rating G (C) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
末期ガンの老人2人の、終活がテーマの映画です。
悲壮感はなく、大きな感情の起伏もなく、淡々とお話が進んでいきますが、退屈ということはありませんでした。
お涙頂戴系のシーンも少なく、二人ともあるべきところにたどり着いた、と言うような映画でした。
作中にも出てきた、キューブラー=ロス氏のお話を調べてみると、死の受容プロセスとして以下の5段階があるということです。
第1段階 「否認」
第2段階 「怒り」
第3段階 「取引」
第4段階 「抑うつ」
第5段階 「受容」
第1段階の話がでてきたので、それにしたがって映画も作られているのかなと思ってみたのですが、どうやらそうではないみたいですね。
映画では第1弾からいきなり第5弾になっているのではないでしょうか。
こんな終活ができる人はほんの一握りだろうなと思うと少し悲しい気持ちになりましたが、いざと言うときには私もできるだけのことはしたいと思いました。
モーガン・フリーマン氏はこういった役柄はばっちりはまりますよね。安心して最後まで見ることができました。