アクションエンタテインメントの名手トニー・スコット監督が20年間熱望していた企画を実現。米軍で対テロ活動と言う名の暗殺に明け暮れた主人公が、一人の少女のボディガードを通して生きる希望を見出していく様を描いた感動アクション大作。主演は名優デンゼル・ワシントンに、名子役ダコタ・ファニング。
兵士になってずいぶんと酷いことをしたらしい主人公。
どんなことをやってきたかは紹介されませんでしたが、神に許されなさそうな行為ですから、万引きやノゾキのようなちんけな犯罪でないことは明確です。
罪の意識に苦しみしばらくぼんやりしていましたが、友人の進めでボディーガードになります。
ところが、ボディーガードになったとたんに銃で自殺を試みてしまいます。
部屋まで提供してもらったのに、あそこで自殺したら酷い話だし、この映画もそれで終わりになるじゃないのと思っていましたが、幸いにも弾が不発で命を取り留め、それ以降はボディーガード対象である小さな女の子を支えていきます。
舞台はメキシコ。60分に1回誘拐が行われ約7割が死亡するという恐ろしい世界。小さな女の子はやっぱり誘拐されてしまうのですが、暴力に屈するような男ではありません。
復讐のために立ちあがり悪いやつをドンドンやっつけていきます。
何発か撃たれるも最終的に目的を達成するのですが、ラストはなんといいますか、あのまま組織に連れさられてゲームオーバーで良かったのかな。
全体的にちょっとうまく行きすぎかなと思ってしまいました。
ランボーのような無双感はありませんが、こちらの思うとおりに物事が進んでいく。
特にあの探偵だか警察官が無能すぎます。肝心のところで逆探知失敗するし、犯人は見失うし最後のシーンでも登場しないし。
これはちょっと不完全燃焼でしたので、つぎ行きます。