戦争に栄光なし、生存あるのみ―。1941年、ナチス占領下の港町。街の酒場はドイツ軍の兵士たちで賑わっていた。その中に、陸で最後の夜を楽しむU・ボートの乗組員たちがいた。他のドイツ兵士がヒトラーに乾杯し囃し立てる中で、彼らは愛国主義だの祖国だの信じてはいなかった。彼らは知っていた。戦争に栄光などなく、生存あるのみ、ということを―。第2次大戦を舞台にドイツ軍潜水艦の乗組員たちの行動を描く戦争人間ドラマ。(C)1996 Barvaria Film GmbH
これも有名な作品のようですが、私はまったく知りませんでした。
とりあえず見てみようと思って、見始めたのですが確かに面白い。
面白いという言葉は不適切で、味わいがあるというほうがよいかもしれません。
映像は技術が進んでいるので現在のほうがきれいですが、戦場の緊迫感や乗組員の心情などがダイレクトに伝わってきます。
困難を乗り越え、何とか寄港できてよかったこれで終わりだなと安心していたところにあの結末。
最後の数分にあれを持ってくるなんて、よい意味で見終わった後にやるせない気持ちになりました。
祖父は戦争経験者で、Uボートに乗ったことがあるといっていました。
もしかしたらあんな感じで食事を取ったり仮眠をとったりしたのかもしれないと考えると、胸熱ですよね。
潜水艦ものの映画は意外と多く、日本の映画ですが、出口のない海を映画館で見たことはよく覚えています。
それ以外の潜水艦ものもAmazonプライムビデオで見ることができるようなので、挑戦してみます。
プライムで公開されていたのはディレクターズカット盤でした。
オリジナルを見たことがないので、なんともいえませんでしたが、マニアの方は見ただけでどこが追加されて、どこがカットされたかわかるのだろうか。。。