ジャンパー~グッドルッキングガイとグッドルッキングガール。ストーリーもよかった~
「Mr.&Mrs.スミス」「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマン監督が贈るSFアクション・アドベンチャー!行き先、無制限――瞬間移動能力を持つ“ジャンパー”に待ち受けるは、選ばれし者の宿命――
アマゾンプライムビデオのTOP画面のオススメに上がってきたこの1本。予備知識一切なしで、見ましたが面白かったです。
冒頭に登場する冴えない主人公ライス。どちらかというと控えめで気になるあの子(ミリー)にもなかなか思いを伝えられない。勇気をだして、スノードームを渡したのですが、陽キャラの悪ふざけで台無しに。
なんだよ、学園恋愛ものか?これがきっかけでライスとミリーが恋に落ちるのかと思っていたら、ちょっと様子がおかしい。
ここでジャンプというタイトルがつけられた理由がわかります。ジャンプっていうのは空間移動のことで、自分が思ったところへ瞬時に移動できる能力だったのです。
まあ、どこでもドアみたいなものですね。彼はそれからジャンプ機能を自在に操れるように訓練を行い、銀行から一生遊んで暮らせるお金を奪います。
それからは悠々自適の毎日。金に物を言わせてナンパはするわ、スフィンクスの上で食事をするわやりたい放題です。
そこで突然現れたのが、ジャンパー達を狩るパララディン達の存在。
ファーストコンタクトは何とか逃げ切りましたが、彼らのしつこさに少しずつ追い込まれていきます。そりゃ愛しのミリーのためにあれだけ能力を使えば足もついて当然です。
それからそれから、いろいろとひと悶着あって最終的には彼はパララディンから逃げることに成功したのです。
ああ、よかった。ハッピーエンドかと思いきやそれからもう少し続きが。
5歳で子供を捨てた母親はなぜパララディンになる決意をしたのか。それはやっぱり息子に会いたいからでしょう。そのあたりの謎も解明されないまま終わるんです。
いやー、この辺りはいいですね。これは続編を期待しちゃいます。
また、ミリー役の女性がとてもキュートで可愛らしいし、主役のライスも超絶イケメンで見ているだけでこちらまで幸せになってしまいます。これって叶姉妹のお姉さまが言っているグッドルッキングガイですよね。
Amazonのコメントは絶賛という感じではなかったですが、私にはとてもはまった1本でした。続きもお願いいたします!
悪女~結局誰が悪い女のかよくわからなかったよ~
犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒ(キム・オクビン)は、育ての親ジュンサン(シン・ハギュン)にいつしか恋心を抱き、結婚する。甘い新婚生活に胸躍らせていた矢先、ジュンサンは敵対組織に無残に殺害されてしまい、逆上したスクヒは復讐を実行。しかしその後、国家組織に拘束されてしまい、政府直属の暗殺者として第2の人生を歩み始める。やがて新たに運命の男性に出会い幸せを誓うが、結婚式の日に新たなミッションが降りかかり-。©2017 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & APEITDA. All Rights Reserved.
アクションシーンがかなり多く、流血シーンもたっぷり。ナイフでの戦闘で相手をプスプス指すシーンはちょっとこちらも首筋のあたりがむず痒いような気持になりました。
ストーリーは何と言いますか、ずっと味方だと思っていた人が実はラスボスだったでいいのでしょうか。途中にもう少し伏線があったほうが、良かったような気がします。そしてなぜ彼女が狙われたのかもあまり明確にされていません。
悪女というタイトルですから、てっきりあの女性がボスなのかと思っていました。結局、彼女は味方でした。そういう風に見るわけではなく、これから悪女が生まれるという風に理解すればいいのかな。そうすればラストのあの笑みも納得いきます。
韓国らしい映画ですね。登場する女性は皆さんスタイルもよく美しい人ばかりです。メイクをしているシーンがあったり、整形のシーンがあったりと他の国の映画とはやっぱりちょっと違いました。
韓国映画はほとんど見たことがなかったのですが、韓国の男性って女性にアピールするときはあんな感じでややストーカー気味に物事をすすめるのでしょうか。あれは映画上の演出ですよね。あれだけのイケメンだから許されるものの、一般の人がやったら大変なことになるような気がします。
あのイケメンが助けられなかったあの子。個人的にはあの子だけは助かって欲しかったなぁ。そして、新しく生まれた悪女と共に新しい暗殺者集団を作り上げるのだ。のほうがわくわくしませんか?
アクションシーンは激しかったものの、内容としては鉄板な感じでした。同じアクション系でも私はもう少し火薬量が多いもののほうが好きで
クロール ー凶暴領域ー~最強の捕食者はもう少し頑張りましょう~
ハリケーンが猛威を振るうフロリダ。負傷し、自宅に閉じ込められてしまった父親を救うべく奮闘する娘のヘイリー。勢力を増すハリケーンと上がり続ける水位。そんな絶望的な状況に置かれたふたりだったが、水面下にはもっと恐ろしいモノが潜んでいるのだった…。
パッケージに記載されているワニと不安そうな女性の表情。これはワニに襲われる映画だろうということは想像できました。
冒頭は水泳のレースシーンから始まります。多くの若い女性たちが競泳水着を着ており、この映画の唯一のサービスショットになります。これ以降、肌の露出はほとんどありません!
主人公の女性は残念ながらレースに負けてしまいますが、「最強の捕食者だ」と何ともインパクトのある言葉を残します。あれ、もしかしてこのプールにワニが紛れ込んで大パニックになるのかと思いましたが、舞台は一転嵐の中を父親を迎えに行くことになってしまいます。
あそこで引き返すとか、父親を探さないという選択肢はないでしょう。自分たちの首をゆっくりと絞めるようにだんだん身動きが取れなくなっていきます。
緊迫感はものすごく伝わってきて、本当にドキドキします。肝心のワニも本物と見間違えるほど精巧につくられています。ただ、ただですよ。ワニにガブリとやられたらあんなもんじゃすまないような気がするんですよ。
ワニが近づいてくる、やばい逃げろ、あぶなーい、で緊張感はMAXに。ああ、これで食われたか?死んだのか?とおもったら、以外に軽傷で拍子抜けしてしまうんですよね。
逃げても逃げても追いかけてくるあたりはとてもいい。とてもいいけど噛まれても死なない。腕を噛まれて水中でぐるりと1回転されたら、もう千切れているはずですよ。ワニたちの力は相当強かったはずです。
そういった点は少し不満でしたが、襲われるシーンは本当に力が入ってしまいます。
「最強の捕食者」を名乗るくらいですから、ワニの手を逆に噛み千切るくらいのアクションを少し期待しましたが、それもなし。
個人的にはもう一押し欲しかった1本でした。