クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ
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よく見るのは子供のアニメなのですが、クレヨンしんちゃんとドラえもんの映画は結構充実しています。
人類バブバブ化計画という何ともわかりやすい計画。
そしてクレヨンしんちゃんらしく、ちょっとお下品な感じで進んでいくので、子供達は大喜び。
ドラえもんの映画のように、最後は感動させて終わりなのかな?と思ったのですが、最後までお下品スタイルを保ってくれました。
ロボ父ちゃんの映画を見て初めて涙を流した息子は、悲しい結末になると目を背けて映画を見なくなるのですが、これは全然平気だったらしく、最後まで楽しんでくれたみたいです。
定番の武器である父ちゃんの靴下。
今回は子供なのでパワー不足(臭い不足)でダメージを与えられないなんてよく考えられていて笑ってしまいました。
子供向けとはいえ、内容もしっかりしている作品です。
家族団らんにもおすすめの1本です。
ロード・オブ・ウォー
ソビエト連邦崩壊前夜のウクライナに生まれたユーリー・オルロフは、少年時代に家族とニューヨークへ渡り、両親が営むレストランを手伝いながら育った。ある日ロシア人ギャングの銃撃戦を目撃したユーリーは、レストランが食事を提供するように、戦場に武器を供給する仕事をしようと決心する。弟のヴィタリーとパートナーを組んで闇の世界に足を踏み入れたユーリーは、混沌とした世界情勢を追い風に、瞬く間に世界有数の武器商人へと上り詰めていく。だがその動向を嗅ぎつけたインターポールのバレンタイン刑事が背後に迫っていた。(c)2005 Film & Entertainment VIP Medienfonds 3 GmbH & Co. KG and Ascendant Filmproduktion GmbH
何気なく見始めたのですが、気楽に見る内容ではありませんでした。
各地で発生している紛争。そこで使われている銃器は、アメリカ、ロシア、中国などの先進国で作られたもの。
ニコラス・ケイジが演じる死の商人の半生を2時間にまとめ、武器取引の実情の知ってもらうのがこの映画の目的でしょう。
世界的に核兵器の撤廃が叫ばれていますが、結局のところパフォーマンスでしかないのでしょうか。
裏では大量の武器の輸出入が行われ、その武器で多くの命が失われている。
北朝鮮が核を手放せば、世界が平和になると思いきや、実はそうではないことに改めて気づかされました。
さらにこれは実話をもとにしているというから驚きです。日本では社会問題を取り扱った映画ってあまり聞かないのですが、売れないから作らないのですかね。
平和だから良いと言ってしまえばそれまでですが、いろいろと闇の深い問題が日本にもたくさんあると思うのですが。。。
映画で印象に残ったシーンを1つだけ。
超絶美人の妻が、夫(ニコラス・ケイジ)に対して「なぜ銃器を売るのか?」という質問をします。その時の夫の回答が「才能があるから」
答えになっているような、なっていないようなこの回答が妙にリアルで、薄気味悪さを感じました。
人が死ぬとか死なないとかのレベルではないようです。私のような凡人にはかけ離れたところで世界を見ているのでしょう。
これが現実で核兵器撤廃はパフォーマンス。
我々が見せられている現実って、半分くらいは疑ったほうがいいのかもしれませんね。
インセプション
ドム・コブは、人が一番無防備になる状態――夢に入っている時に潜在意識の奥底まで潜り込み、他人のアイデアを盗み出すという、危険極まりない犯罪分野において最高の技術を持つスペシャリスト。だがその才能ゆえ、彼は最愛のものを失い、国際指名手配犯となってしまう。 Rating G (C) 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
タイトルとパッケージを見て、昔ものすごく見たかった映画だったことを思い出しました。
友人から猛烈におススメされたものの、当時は一緒に行く相手もおらず、一人で行く勇気もなく。
最近やっと羞恥心もなくなってきたので、今なら問題なく一人でも行けるのに、当時はそんなことできなかったのです。
当時を思い出しながら映画を見ましたが、評判通り面白かったです。
他人の夢の中に入り込み、標的に潜在意識を植え付けるのがレオナルド・ディカプリオことコブに与えられた任務になります。
制限時間は10時間でよいのかな。
夢の中の時間は現実と異なっているため、どこに基準を置くか悩むところではありますが、とにかく、限られた時間のなかでターゲットの深層心理にある考えを気づかれないように埋め込むのが目的です。
ミステリー的な要素あり、アクションありで2時間30分という比較的長い映画ですが、一気に見ることができました。
登場する俳優さんも粒ぞろいです。
アーサーという名前で登場するのは、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット。私、この人はじめてみたと思うのですが、クールでかっこいいですね。この人が出演されている他の映画も見てみたいと思います。
我らが渡辺謙氏もかっこいいし、特にディカプリオの妻役の女性が良かった。
彼女はこの映画の中では異質なものです。登場したときから彼女に対して違和感を感じたのは、彼女の服装、髪型、メイクなどが絶妙だからでしょうか
書き残しておきたいのはこの映画のラストです。
果たしてコマは止まってしまうのか?それとも回り続けるのか。
なんと、結果が出る前に暗転してしまうのです。なんだよ!最後まで見せてくれよと思った私は、なんてヤボな人間なのでしょうか。
彼にとっては現実や夢というのはもはや問題ではなく、あの場所に戻って子供を抱き上げることが目的だったんだろうと思います。
そのため、コマを回した結果を待たずして子供たちのそばに駆け寄り、抱きかかえた。家族を思う強い気持ちを表したかったので、あえて中途半端で暗転させたに違いありません。
夢のまた夢の…でいろいろなシーンが入り乱れますが、混乱することなくすんなりと入り込めました。
しかし1点不可解なところが。
渡辺謙氏がおじいちゃんになって出てくるところ、冒頭のシーンと関連があるとは思うのですが、初見でわからなかったのです。
コブはラストシーンからさらに深い階層にもぐって、渡辺氏を救ったということなのでしょうか。
すぐに冒頭のシーンを見直そうかと思ったのですが、映画を見終わった余韻を上書きしたくなくて、結局見送ってしまいました。
またしばらくしたら見てみたい1本です。まだ見たことのない方はぜひどうぞ。