ジョージ6世は、王になどなりたくなかった。彼には吃音という悩みがあった。数々のスピーチの公務に、どう対処すればいいのか?心配した妻のエリザベスは、スピーチ矯正の専門家、ライオネルの診療所に自ら足を運ぶ・・・(C)2010 See-Saw Films. All rights reserved.
王になりたくなかった吃音の王のお話。
タイトルやパッケージから、とても素晴らしい演説をする王様の話と簡単に想像ができます。
つまらないかなと思って見始めたのですが、冒頭に登場する主人公らしき男は、人前でほとんどしゃべることができない。
なるほど、この男が吃音を矯正して王になるのか。
結果も想像できましたし、華やかな感じもないし、美人が登場するわけでもない。ただ、淡々と物語が進んでいくだけなのですが、最後までさらりと見ることができました。
派手なシーンは一切ありませんでしたが、主人公であるジョージ6世の苦悩をしっかりと感じることができる作品でした。
こういった映画もたまにはいいですね。