アマプラビデ王の日々

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サバイバルファミリー~サバイバルっぽさはなし。田舎暮らしと家族のお話。

 

サバイバルファミリー

サバイバルファミリー

  • 発売日: 2017/09/20
  • メディア: Prime Video
 

東京に暮らす平凡な一家、鈴木家。さえないお父さん(小日向文世)、天然なお母さん(深津絵里)、無口な息子(泉澤祐希)、スマホがすべての娘(葵わかな)。一緒にいるのになんだかバラバラな、ありふれた家族…。そんな鈴木家に、ある朝突然、緊急事態発生! テレビや冷蔵庫、スマホにパソコンといった電化製品ばかりか、電車、自動車、ガス、水道、乾電池にいたるまで電気を必要とするすべてのものが完全にストップ!ただの停電かと思っていたけれど、どうもそうじゃない。次の日も、その次の日も、1週間たっても電気は戻らない…。情報も断絶された中、突然訪れた超不自由生活。そんな中、父が一世一代の大決断を下す。果たして、サバイバル能力ゼロの平凡一家は電気がなくなった世界で生き延びることができるのか!?今、鈴木家のサバイバルライフの幕があがる!!(C)2017フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ

もう少し都会のサバイバルって感じで、狭いマンションの1室で長期間生活していく感じが見たかったなぁ。

 

例えば、食料を求めて隣人が襲い掛かってくるからバリケードを作ったり、ベランダできゅうりを作って飢えを凌いだり


結果的に井戸水のでる田舎に到達し、田舎はいいなで終わってしまった気もします。

米やのおばちゃんと物々交換するシーンとか、値上がりする水を交渉でまけさせるシーンとか、ああいう感じがもう少しあっても良かったのに。

 

とても残念なのが、パパが終始情けない感じだった点です。

逆転シーンは一つもなく、したたかなママ(私の好きな深津絵里さん)の独断場になってしまいました。家族で見ていたのですが、なんだか私まで悲しくなってしまった。

 

子供達はもしかして、「パパと一緒だ」と思ったのか、「私のパパはもう少し役に立つから良かった」と思ったのか。


後者であると思いたいが、実際はどうなのだろうか。。。

 

バッテリー液は飲めるということにびっくり。調べてみるとただの精製水らしい。
味はしないけどこれだと確かに飲めますね。これはサバイバル知識として覚えておかなければ。

 

あと、猫缶は味は薄いかもしれませんが、絶対おいしく食べられます!

 

こちらも家族みんなで見たのですが、子供達も意外とサバイバル知識を持っていて、アレは食べれるとか、これはやったらダメとか、聞いてびっくりです。

 

最近いろいろあるので、もしものときに活用できる知識って身につけておきたいですよね。

 

今後の事を考えて、ヘビを捕まえて料理できるくらいのスキルは身につけておいたほうがいいかな。

クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~いつものクレしんネタたっぷり。マサオ君がんばれ~

 

春日部にある中華街、≪アイヤータウン≫。マサオの誘いで伝説のカンフー、ぷにぷに拳を習うことになったしんのすけたちカスカベ防衛隊は、カンフー娘・ランとともに修行に励んでいた。一方アイヤータウンでは、謎のラーメンが大流行。その名も・・・“ブラックパンダラーメン” 一度食べた人はヤミツキになり、凶暴化してしまうおそろしいラーメンだった!突然襲ってきたラーメンパニック!アイヤータウンを救うため、カスカベ防衛隊が立ち上がる!!果たして彼らは、街の平和を取り戻すことができるのか!? (C)臼井儀人双葉社・シンエイ・テレビ朝日ADK 2017

 

家族で見ました。

 

クレシンと激しいバトルはあまりあわないような気がしていました。
春日部防衛隊がド派手アクションって、あんまりイメージできなくて、正直なところあまり期待はしていませんでした。

 

そこでうまれたぷにぷに拳。
よく考えたなと思います。確かにこれだと平和的かつクレヨンしんちゃん的に問題が解決しますものね。

 

アイヤータウンで発生した大事件。ぷにぷに拳の奥義で最終決着だよなと思いきや。。。こんなところででエンディングかい!


その解決方法がダ、ダンス?うそーと思ってしまう結末でした。まさかそうくるとは。

予想を裏切られたというのは良い意味でも悪い意味でも使われますが、若干ハズした感がしました。(子供達は喜んでいたので、私の感性が古いだけかもしれないです)

 

なんだ、今回はまあまあだったなと思っていたのですが、最後にもう一山ありました。
こちら側はいい意味で裏切られました。

 

この映画、宣伝ではマサオ君が全面的に出ていたような気がします。

この流れであれば、最後の一撃はまさか!?と期待していたのですが、すべてしんちゃんに持っていかれるという。

 

マサオもうちょっとがんばれよ。まあ、それがマサオといってしまえばそれまでなのですが。。。

 

B級グルメとか、ロボ父ちゃんとかは私もとても楽しく見ることができたのですが、こちらはぐっと来なかったなー。


プライムビデオではドラえもんとくれよんしんちゃんの映画を大量に見ることができます。

 

こうやって見ると、同じキャラクターの映画でもあたりはずれって結構ありますね。

暁に祈れ~男だらけの映画なのに、なんかエロかった~

 

暁に祈れ(字幕版)

暁に祈れ(字幕版)

  • 発売日: 2019/06/04
  • メディア: Prime Video
 

ボクサーのビリー・ムーアは、タイで自堕落な生活を送るうちに麻薬中毒者になってしまう。ある日、警察から家宅捜索を受けたビリーは逮捕され、タイで最も悪名高い刑務所に収監される。そこは殺人、レイプ、汚職が横行する、この世の地獄のような場所だった!死と隣り合わせの日々を過ごすビリーだったが、所内に設立されたムエタイ・クラブとの出会いが彼を変えていく・・・・・・。(C)2017 - Meridian Entertainment - Senorita Films SAS

 私はノンケです。決して男性が恋愛対象ではないのですが、なんだこの映画。肉々しいというか、生っぽいというか、汗、筋肉、暴力、血、涙。

 

まずね、冒頭のクリームを塗るシーンがなんかやたらエロいんですよ。なにあれ。こんなのはじめてだよ。

 

それからクリンチもなんとなーくいやらしく見え始めるし、おしりはいっぱい出てくるし、レディーボーイもこの人とならできると思うくらい色っぽいし。

 

いやいや、私の性癖はいいとして、この映画ストーリーも秀逸です。主人公のビリーは、筋肉ムキムキマンでボクサーです。しかし試合に負けてしまい、クスリに手を出してしまいます。

 

それがばれてそのまま刑務所へ。

 

このタイの刑務所は怖い。はじめは全く字幕が表示されないんですよね。これはうまい演出だったと思います。体中に刺繍がある怖い男達が、わめきたてるものだから恐怖しかない。

 

初日の夜にやっぱり襲われそうになる主人公。さすがにそれは回避されましたが気の弱そうな受刑者はやっぱりやられてしまいます。ここのおけつはあまり魅力的じゃーない。

 

囚人たちはクスリ、ギャンブル、殺人と何でもござれの毎日です。ビリーも少しずつ悪いほうに悪いほうに流されてしまいます。

 

クスリがやめられなくなった主人公は、自身を抑えきれず暴れて何度も懲罰房にいれられてしまいます。このあたりの話の流れはすっと入ってきます。タイの刑務所ってこんな劣悪な環境なのですかね。あの受刑者たちがやっぱり怖すぎる。犯罪を犯したらこんなのと一緒に数年間暮らすと思うと、悪いことはできないなと思ってしまいます。

 

落ちるところまで落ちたビリーは結局体を売ってクスリ代を稼ぐのかと思いきや、キックボクシングのジムを見つけます。そこで再び体を鍛えはじめ、彼は更生していくのです。

 

レディーボーイともねんごろな中になり、刑務所の代表にも選ばれたビリー。このまま社会に戻れるのかと思いきや、ふとしたことがきっかけでまた元の状態に。

 

いやこのレディーボーイがまた魅力的なんですわ。普通の女性とは違う魅力にドキドキしてしまいます。こんな子に見つめられたらいやいや、ほんとうに危険です。

 

これで彼は再起不能なのかとがっくりしたのですが、なんと再び立ち上がってくれました。このときのお尻はなかなかキュートでした。

 

刑務所との対抗試合。ここで負けたら自分自身は終わってしまう。持病もある、それから刑務所の怖い人たちにエイズに感染させられる。このシーンも恐ろしかった。だって注射器で感染者の血液を抜いて、それを血管に流し込まれるってことでしょ?怖すぎる。

 

対抗試合は序盤、主人公有利に進みます。ところが反則プレーで立場が逆転します。ここで冒頭のあの敗北シーンが頭をよぎります。ビリーはやっぱり負けちゃうんじゃ。

 

だんだん意識がなくなっていく主人公。負ければ殺されるでしょう。もし助かったとしても、クスリ漬けの毎日になることは目に見えています。ラストは何とか持ちこたえますが。。。

 

最後の数分間のシーンが流れ始めたとき少し違和感がありました。彼が線路の先に見たものは何だったのか。やっぱり未来だったと思っていいんですかね。

 

数秒だけ登場する父親も、要らないかな?と思ってなんだか中途半端な終わり方だと思っていたら、ラストに表示される説明にちょっと驚いてしまいました。

 

なるほど、これが言いたいがためにあの数分はあったのですね。

 

いや、なんというか盛沢山の2時間で、とても満足できた1本でした。ノーマルのかたはうっかりするとこの映画で目覚めてしまうかもしれませんのでお気をつけください。

 

最近は当たりの映画が多いです。こんな時はもっとたくさん映画を見たくなってしまいます。