amazonプライムビデオ レビュー日記

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ゴッドタン キス我慢選手権

 

旅番組のロケと聞かされるも、なぜか頬にメイクを施された劇団ひとりがロケバスを降りると、何と「24時間キス我慢選手権」の開始を告げられる。自分の演じるキャラクターや舞台の設定を必死につかもうとする劇団ひとりの前に、犯罪組織“赤い闇”の女暗殺者、劇団ひとりと共に赤い闇で暗殺者として育成されたという男、ゾンビの群れ、連続猟奇殺人事件を追い掛ける刑事など、ワケありクセありな人物が次々と登場。アドリブで演技をし、何度も押し寄せるセクシー美女からのキスの誘惑と戦う劇団ひとりだが…。 劇団ひとりに課せられた条件は、“24時間キスを我慢し続けること”。 果たして劇団ひとりはこのミッションをクリアできるのか?(C)2013「キス我慢選手権 THE MOVIE」製作委員会

 

 面白いとうわさには聞いていたのですが、人が我慢しているのを見て何が楽しいのか。

 

といいますか、よほど飢えていないかぎりこの程度いくらでも我慢できるだろうと思って、ウォッチリストに入れたまましばらく放置していたのですが、なるほどこんな設定なのですね。

 

おそらくですが、おおざっぱなストーリーは事前に伝えられるのでしょう。その中で、ターゲットとなる劇団ひとり氏が、アドリブでヒーロー役を演じます。

 

ショッカーみたいな人がたくさんくれば、戦わざるを得ない方向に話は進みますし、恋人がさらわれたら取り返しに行く必要があります。

 

さまざまなイベントの中で、彼が役になりきればなりきるほど、キスを我慢するのが難しくなります。

 

さらに追い打ちをかけるように、登場する女性がびっくりするくらいかわいいです。

 

そんな女優があの手この手で攻めてくるものですから、台本にはなくてもつい勢いでしちゃいそうになるのが男心でしょう。

 

少なくとも私は我慢できないと思います。。。

 

我慢したからと言って何かご褒美があるわけでもなし、したからといって罰則があるわけでもない。

 

ただ、我慢したほうが「おもしろい」という理由だけで、最後までやりきったひとり氏の心の葛藤を考えると、とても面白い1本だったと思います。

 

こんな方法でも人を笑わせることができるのですね。このシリーズは他の人のものもあるみたいですが、ラインナップを見る限りひとり氏だったから私は楽しめたんだと思いました。

 

たまにはこんなのもいいですねぇ。

手紙は憶えている

 

手紙は憶えている [DVD]

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最愛の妻ルースが死んだ。だが、90歳のゼヴはそれすら覚えていられない程、もの忘れがひどくなった。ある日、彼は友人のマックスから1通の手紙を託される。「覚えているか?ルース亡きあと誓ったことを。君が忘れても大丈夫なように、全てを手紙に書いた。その約束を果たしてほしい―」2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、70年前に大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。そしてその兵士は身分を偽り、今も生きているという。犯人の名は“ルディ・コランダー”。容疑者は4名まで絞り込まれていた。体が不自由なマックスに代わり、ゼヴはたった1人での復讐を決意し、託された手紙と、かすかな記憶だけを頼りに旅立つ。だが、彼を待ち受けていたのは人生を覆すほどの衝撃の真実だった―(C)2014, Remember Productions Inc.

 

最後の一口がとてもおいしかった。そんな映画でした。

 

齢90歳。まだまだ体は動きますが、断片的な痴ほう症、通称まだらボケの老人が登場します。妻の死後から1週間。友人(こちらもギリギリ生きている感じ)に大きな仕事を任されます。

 

やるべきことはすべて手紙にかいてあり、その通り彼は行動していきます。

 

手紙の中身についてほとんど説明はないのですが、登場人物の会話などから察するに、アウシュビッツで惨殺された家族の復讐が目的のようです。

 

名前だけを頼りに復讐相手を探しますが、国境をまたいだり、長距離バスに揺られたりと結構ハードです。

 

90歳といったらかなりヨボヨボです。正直なところ見ていられないくらいつらそうなのですが、そうまでして彼は一体何を成し遂げようとするのか。

 

やっと目的とすべきターゲットに出会い、真実を暴露するのですが復讐するは我にあり

 

そう来たか!という感じでエンディングになります。

視聴後にいろいろと気になっていたことが、すべて説明されていたことに気づきます。

 

一番気になったのは、復讐を開始したタイミングです。

 

復讐の張本人がことを起こしたのは、軽度の痴ほうが始まり、ブロック監視員の妻の喪が明けてから。本人の記憶が確かだと、復讐が成功しない可能性があります。

 

また、妻が生きているうちに夫を奪ってしまうと、憎むべき監視員と同じことをしてしまいます。

 

しっかりとタイミングを見計らってからの復讐劇。

いやはや、本当によくできていると思います。

 

老人が主役の映画というと、死んで悲しいとか、いい年してがんばっているなー系が多いですが、これは一味違いました。

 

老人映画としては、頭一つ飛び出ている印象でした。おススメです。

 

キャロル

 

キャロル [Blu-ray]

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1952年、ニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見た。鮮やかな金髪、艶めいた赤い唇、真っ白な肌。ゆったりした毛皮のコート。そのひともすぐにテレーズを見た。彼女の名はキャロル。このうえなく美しいそのひとにテレーズは憧れた。しかし、美しさに隠されたキャロルの本当の姿とは・・・・・・。不幸な結婚、偽りの人生、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。それを知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく・・・・・・。(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

冒頭に登場する二人の女性。ちょっと年上のお姉さんと、若くて可愛らしい女性。

 

二人は兄弟ではなさそうです。だからと言って、親子でもなさそう。一体どんな関係なんだろうか。

 

ほどなくして、若くてかわいらしい女性の知人が現れると、年上のお姉さんはあっさりと立ち去ります。

 

彼女たちは一体何の話をしていたのだろうか。井戸端会議にしてはちょっと深刻そうだったけど。

 

そんな疑問を感じながら映画は進んでいきます。

 

映画全体の雰囲気はとても良いです。女性から見た恋愛というのは、こんなにもきれいでドラマチックなのでしょうか。

 

激しく気持ちをぶつけ合うというよりかは、お互いが少しずつ歩み寄っていく印象を受けました。

 

ただ、私は周りの人間がキャロルに振り回されているだけという悲しいお話にも思えました。

 

母親という役割を捨ててまで、若い彼女との道を選ぶものなのか。

 

だったらそもそも結婚なんてするべきではなかったし、子供も作らなければよかった。

 

そして、親権については最後まで納得していなかったにも関わらず、決定的な証拠をつかまれ、今度はそっちですか。

 

全部自分で蒔いた種なのに、一体何やってんの?一人で生きて行けよと思ってしまいました。

 

 

若いあの子が再び戻るのもありえない。子供はどうするの?そして、ライバルであるアビーのことは気にならないの?自分が年を取ってしまったらまたふられちゃうかもよ。。。

 

幸せな日々は待っていないと思いますが、それも含めてすべて受け入れることを選んだのでしょう。

 

キャロル側で観るのか、テレーズ側で観るのかでいろいろな解釈ができそうな1本です。それらをひっくるめて楽しむのがこの映画の醍醐味なんでしょうね。