シーズン1(全12話)を見終わりました。Amazonでの評価はやや厳しめのようですが、ネタバレしない程度に、全体像というか全体感をまとめておこうと思います。この作品は、言わずと知れた日本のコンフィデンスマンJPをもとに作られています。
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1. シーズン1の構成
『コンフィデンスマンKR』シーズン1は、全12話(2話で1編)で構成されています。1話ずつ区切ってみてもいいですが、できれば2話まとめてみることをおすすめします。
主役となる3名は以下です。わかりやすく日本版のコンフィデンスマンの役回りで表記します。
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ダー子:イラン(パク・ミニョン)
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ぼくちゃん:グホ(チュ・ジョンヒョク)
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リチャード:ジェームズ(パク・ヒスン)
また、ドラマ全体を貫く大きな軸としては、主人公イランの過去とその秘密が後半に向けて少しずつ明かされていく流れがあります。
2. 各話のターゲット(オサカナ)紹介
ネタバレにならないように、職業や役名などを紹介いたします。個人的には9-10話の水産加工会社の社長が好きだったなー。1-2話のテスさんもよかった。こう考えるとターゲット役はどれも味があってよかったですね。
| 話数 | ターゲット名(役名) | 職業/肩書 | 俳優名(韓国) |
|---|---|---|---|
| 1–2話 | チョン・テス | 公益財団会長・高利貸し |
チョン・ウンイン |
| 3–4話 | ユ・ミョンハン | 美術商・アートディーラー |
イ・イギョン |
| 5–6話 | イ・ソンミ | 病院経営者 | キム・ソニョン (Kim Sun-young) |
| 7–8話 | ギル・ミイン | 化粧品会社CEO | オ・ナラ (Oh Na-ra) |
| 9–10話 | ハ・ジョンホ | 水産加工会社社長 | パク・ミョンフン (Park Myung-hoon) |
| 11–12話 | カン・ヨソプ | 建築士・設計事務所CEO | キム・テフン (Kim Tae-hoon) |
4. 日本版との違い・視点
コンフィデンスマンという枠組みは共通なのですが、KRはより人間ドラマ・社会背景を意識している印象が強いですね。
また、コンフィデンスマンと言えば、ダー子達3人とオサカナのほかに、スパイスとして様々なキャラクターが登場します。マダムキラーの長谷川とか、まずいラーメン屋の波子(広末涼子さん)がそれにあたります。KR版でも癖キャラはいますので見落としのないように!
そして、韓国の社会事情や日常会話の中のちょっとしたネタが仕草・セリフ回しに取り入れられていますので、韓国芸能に詳しい方であればより楽しめると思います。
5. シーズン2への期待と現在の状況
現時点で公式発表はありません。ただ、最終回でターゲット(オサカナ)が逃げ切っていることや、イランの最後の「また会いましょう」というセリフから、続編の構想はありそうです。ただそれが実現するかどうかは、このシリーズの人気次第といったところでしょうか。
コンフィデンスマンJPを見た人はもちろんのこと初めてコンフィデンスマンシリーズを見る人にもおすすめです。(配信はAmazonプライムビデオで視聴可)
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各話ごとの感想はこちら
コンフィデンスマンKR 第1話 感想|韓国版ならではのテンポとキャラ描写【ネタバレなし】
コンフィデンスマンKR 第2話 感想|JP版との違いと赤星ポジションの伏線?【ネタバレなし】
コンフィデンスマンKR 第3話 感想|新オサカナは美術商!JP版とはやっぱり違う【ネタバレなし】
韓国版ドラマ コンフィデンスマン 第4話|二話完結スタイルが見えてきた配信リズムと見どころ【ネタバレなし】
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