アマプラビデ王の日々

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後味の悪い映画おすすめ7選【観終わった後に残る余韻と不快感】

はじめに

「後味の悪い映画」は観終わった瞬間には胸がざわつき、スッキリしない感覚が残ります。でも不思議と記憶に焼き付いて、何度も思い返してしまう──そんな特別な魅力があります。ここでは私が観た中から7本を選びました。ネタバレ無しのコメントに続けてレビュー記事をリンクします。静かに不気味に、余韻を楽しんでください。

1. アクト・オブ・キリング(The Act of Killing, 2012)

コメント: インドネシアでの虐殺を、加害者自身に“再演”させるという異様なドキュメンタリー。彼らが笑いながら残虐行為を再現する光景は悪夢のようで、観客に言葉にできない不快感を与える。虚構と現実の境界が崩れる瞬間、後味の悪さは頂点に達する。

2. ミッドサマー(Midsommar, 2019)

コメント: 北欧の白夜の祝祭を舞台にした極彩色の悪夢。眩しいほど明るい映像美の中で、次々と異常な儀式が繰り広げられる。幸福の仮面をかぶった狂気が観客を追い詰め、観終わった後も不快な余韻がまとわりつく。

3. ボーダー 二つの世界(Border, 2018)

コメント: 不思議な容貌を持つ女性の物語は、やがて人間性の根本を揺るがす衝撃へと変わっていく。観る者は「人間とは何か?」という問いを突き付けられ、不気味な違和感を抱えたままラストに辿り着く。ジャンルを超えた異色作であり、後味の悪さも強烈。

4. ゆれる人魚(The Lure, 2015)

コメント: ポーランド発のダークファンタジー。美しい人魚姉妹が歌と愛で人間世界に交わっていくが、その物語は血と破滅に覆われていく。幻想的な映像の裏に潜む不快な現実が、観る者にじわじわと後味の悪さを刻みつける。

5. 月(2023, 日本)

コメント: 現代日本の暗部を暴き出す衝撃作。日常の裏に潜む社会的な歪みが露わになっていく。観終わった後もしばらく心に重くのしかかり、逃れられない現実感が続く。

6. フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(The Florida Project, 2017)

コメント: ディズニーワールドの隣で生きる貧困層の人々を描いた社会派ドラマ。子どもの無邪気さと大人の現実の対比が胸を締め付け、特にラストシーンは解釈次第で救いにも絶望にもなる。夢の国の影にある現実が、後味の悪さとして観客を離さない。

 

7. セブン(Se7en, 1995)

コメント: 言わずと知れた後味の悪い映画の代表格。連続殺人事件の捜査を追う物語は、衝撃の結末で観客を絶望に叩き落とす。犯罪スリラーを超えた“人間の罪と絶望の寓話”として今も語り継がれ、観終わった後も重苦しさが消えない。

 

まとめ

心地よさを与えてくれない映画なのに、なぜか忘れられない──それが「後味の悪い映画」の魔力です。観終わった後の余韻こそが魅力であり、あなたの記憶に残り続けるでしょう。

 

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