タイムトラベラー達が緊急のメッセージを届けに2051年からやってきた。その内容は今から30年後の未来、人類はエイリアンとの戦争に敗れるというものだった。人類が生き残る唯一の希望は、今、ここにいる兵士や民間人を未来へ送り込み戦いに参加させること。娘のために世界を救うことを決意したダン・フォレスターは、地球の運命を書き換えるため、優秀な科学者と疎遠になっていた父親と結束し戦いに挑む。
盛りだくさんの内容で、楽しかった。
未来は必ず救われるとわかっているけれども、ハラハラドキドキ。本当に大丈夫なのか不安になるけれども、結局丸く収まるパターン。
未来から突然やってきた兵士たち。エイリアンに襲われているから助けて欲しいと。
そこで世界をあげて様々な人が徴兵されますが、たいした訓練も受けていない人達です。
やられるのは当然。だけども世界を救うために一つだけできることが残されており、それを何とか成し遂げ、元凶を絶つというお話です。
エイリアンを絶滅させてしまうと、エイリアンに侵略された未来は存在しないというパラドックスが発生してしまいます。
そのあたりってどうするんだろうと思っていたのですが、映画では特に触れられず。じゃあ、あのお父さんは家を出ることもなく、離婚をすることもなく愛する家族を守っていけるのでしょうか。
それとも、実は生き残りのエイリアンが隠れていて、同じような戦争が始まってしまうのでしょうか。
エイリアンのとげみたいなやつ痛そうでしたね。
人間を捕食する生物が現れたとき、人間が身に着けている服や自動車をどう処分するのか気になりますよね。
中身だけ食べて吐き出す?全部まとめて消化する?血液だけを吸い出す?
あの程度のエイリアンだったら今現れてもアメリカさんの軍事力で何とかしてくれそうですけれどもね。
そのあたりの細かいことはともかく、パーッとみる分には何の問題もない一本でした。