オデッセイ
『プロメテウス』のリドリー・スコット監督が描くSFサバイバル超大作!火星にたった独り取り残された宇宙飛行士の奇跡の地球生還物語。
プライムビデオのクーポンを使って、前から気になっていたオデッセイを見てみました。
火星に取り残されるお話というところまでは知っていましたが、サバイバル系のお話なんですね。
マッドデイモンが演じる生物学者が最強すぎて、ちょっとそれはあんまりじゃないですかといいたくなるような展開は結構ありましたが、最後まで楽しめました。
サバイバルと言うと、孤独との戦いや、少ない食料に絶望するシーンを想像しますが、この映画ではそういった観点はほとんど入っておりません。
終始あっけらかんとしてサバイバルを楽しんでいる主人公には、同情や応援といった感情ではなく、次は何をやってくれるんだろうというわくわくした気持ちにさせられました。
イモが吹っ飛んだときはさすがにつらそうでしたが、最後まで前向きな姿勢に共感しました。
一方、救出側の地球では夜を徹してシャトルを作ったり、上司の命令を無視して作業を進めたりと、結構無茶をしています。
唐突に中国が出てくるあたりが、今の世界情勢を示しているようで新鮮でした。
結局中国の秘密の技術は使わなかったので、 あのシーンは不要ではないかと思いましたが、いくらか中国マネーが入ってきているんですかね。