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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2013/02/06
- メディア: Blu-ray
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父の最後のメッセージを探して、少年の旅は始まった。 Rating G (C) 2011 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
映画はとても良かったのですが、その感想をどう書けばよいのか悩む作品です。
アスペルガー症候群の少年のお話です。
911で父親を亡くしたのですが、
そのお別れの仕方に納得がいっていないと見ればよいのでしょうか。
父親とのつながりを求めて、自分で目標を決めて、そこに向かってただひたすらに走り続けます。
この子の場合は、障害ではなく、個性と言ってよいと思います。やると決めたらどんな困難にもめげず、力いっぱいがんばっている様子が伝わってきます。
首にぶら下げた鍵の意味がわかったときの気持ちは、どんなだったのでしょうか?
満足?失望?自分の目標を失うことに対する恐怖?
私は、やっぱり失望したのではないかと思っています。
中盤から、素敵な協力者が現れてその人とのやり取りもとてもよかった。
そして、何もしてなさそうな母親が実はしっかりと彼を支えていたことがわかるシーンは、涙を誘います。
これまでにない雰囲気の素敵な映画です。最後まで結論も見えず楽しめました。
第6区の話や矛盾言葉ゲームなど、いくつかわからない点はありましたが、最大の謎はタイトルなんです。
調査ノートのタイトルとして最後に登場するので、父親のことをさしているのでしょうか?
それもちょっと違うような。。。
母親のこと?自分自身のこと?
なかなか深い映画でした。私のランキングが変わりそうです。オススメしますよ。