妻と離婚し、週末ごとにふたりの愛娘と一緒に過ごしている中年男クライドは、あどけない次女エミリーの異変に目を疑った。ふと立ち寄ったガレージセールでアンティークな木箱を購入して以来、エミリーがその箱に異常な執着を示し、時には凶暴な振る舞いを見せるようになったのだ。その後もエミリーの奇行はエスカレートし、天真爛漫だった我が子の信じがたい変わりように危機感を覚えたクライドは、現代医学では解明できない原因があるのではないかと独自の調査を開始する。© 2013 Lions Gate Entertainment. All Rights Reserved.
ホラー映画です。冒頭に実話をもとにしていますというテキストが流れます。
前半のなんだかよくわからないけれど不気味な感じはとてもよい感じ。人間の想像力のほうが圧倒的に恐ろしいですからね。
一体どんな展開になるのかワクワク、びくびくしていたのですが中盤あたりからアレレという感じに。
いやーねー、なんというかやっぱりソレが目に見えちゃダメだと思うんですよ。この世のものではないモノなんですから、描写しないほうがいいです。
影とか音とかそれだけでよいような気がするんですけどもね、ましてやCTスキャンに引っかかるとか、興ざめも興ざめ、圧倒的に興ざめですよ。
そして悪魔祓いの話が出てきたあたりから一気に嘘っぽくなった。
話は聞きに行くけれども、うさん臭さや狂気を感じて依頼をやめたほうがよかった。
そこに何かがいることは間違いないけれども、気のせいだ、偶然だと思いながらごまかしながら狂っていくほうがよかったなぁ。
大きな音を立ててびっくりさせるのはホラーじゃないんだって。もっとひたひたした恐怖感というか、ねっとりとまとわりつく不快感というかそういうの怖さが欲しいの。
最後のシーンもお約束ですよね。またあの箱が別の家庭いって迷惑をかけるのでしょうか。
だとしたら続編ありか!?いやあっても見ないだろうな。。。
あの僧侶も封印できるくらいの力があるんだから、あれくらいは戦ってやめさせられたでしょうに。
前半のいい感じとは変わった微妙な雰囲気。ちょっと残念でした。
ここ最近ホラーが連続しているのでいったん停止。もう少し明るい話題にしよう。