アマプラビデ王の日々

プライム会員ならば見放題。人生最高の1本が見つかるまで。。。

ラザロ・エフェクト~変な注射打ったら鉄の処女でがちゃーん

 

ラザロ・エフェクト [Blu-ray]

ラザロ・エフェクト [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2016/11/02
  • メディア: Blu-ray
 

研究者フランクと婚約者のゾーイたち研究者グループは「死者を蘇らせる」ことができる「ラザロ血清」の研究に日夜没頭していた。ある日、実験の最中にゾーイが事故で感電死してしまう。悲しみに駆り立てられたフランクは研究員の制止を振り切り、ラザロ血清をゾーイに投与して彼女を死の淵から蘇らせることに成功する。しかし、復活に喜ぶのも束の間、ゾーイの身体に様々な異変が起こり始める。死からの再生という禁断の研究に足を踏み入れた研究員たちを襲う恐怖と絶望のなか、我々は死ぬよりも恐ろしい“死のその先の恐怖”を目撃する―(C)2016 Lionsgate Entertainment Inc.

変な注射を打つと、死んだブタがちょっとだけ生き返る。それから犬も生き返る。こうなると人間に感染するのは時間の問題。


ブタを丸焼きにして食べた結果感染するのか、それとも感染した犬にかまれるのか。

 

すぐに感染して、大パニックになることを期待していたのですが、なかなか人間には感染しません。

 

途中にちょっとだけ三角関係が描かれ、(これは結局片思いに終わるのですが・・・)
それから奇妙な夢にうなされ、さらに研究の成果を悪の組織みたいなやつらに根こそぎ奪われてしまいます。

 

都合よく保持していた予備とあまりものを使って実験開始。あ、間違いない。ここで必ず誰かが感染するんだ、最初の犠牲者は研究とは無関係の新聞記者だと予想したのですが、違いました。


電気を使う実験をするのに、指輪をしたまま電源をONにするなんて科学者としてはありえないことですが、ゾンビになるためには仕方がないでしょう。

 

ゾンビと言えば半分腐っていたり、動きが鈍かったりするものですが、この映画のゾンビはきれいなままです。

 

どちらかと言えば変な白い液体を脳に入れられて、超能力が使えるようになったと言うほうが正しいかもしれません。

 

遠くのものを引き寄せる力、それから空中浮遊。思考盗聴だけでなく相手を自分の精神世界に引き込むこともできる。

 

彼女に好意を寄せていたあの男は、イギリスの拷問装置「鉄の処女」を彷彿させるようなシーンでがちゃーんとやられてしまいます。

 

恋人のあの男性はジャンクマン(注:筋肉マン悪魔六騎士の一人)っぽく手の平で頭をプレス。チャライけど仕事ができる彼は、一本のペンで。あの細いペンで気道をふさげるものだろうかと思いましたが、おそらく喉の奥でぐりっと捻られてしまったのでしょう。


最後まで生き残ったのは、あの新聞記者。

 

彼女は、ゾンビの描く夢のなかに閉じ込められてしまいます。
過去と未来が入り混じり、あれ、もしかしてこれって大逆転?と思っていたら、そんなことはありませんでした。

 

まったく無関係の存在なのにちょっとかわいそう。

 

ゾンビになった彼女のその後は描かれていませんでしたが、きっと世界の平和を守るヒーロにはなっていないと思います。

 

日本のホラーの影響をうけているのか、逆に日本がマネをしたのかわかりませんが、なんとなくサイキックとか不思議な現象が起こる和ホラーっぽいテイストの映画でした。