アマプラビデ王の日々

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マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー~インド映画のダンスを見習いなさい!

 

どこまでも青く輝くエーゲ海に浮かぶ、ギリシャのカロカイリ島。母のドナ(メリル・ストリープ)との夢だったホテルを、ついに完成させたソフィ(アマンダ・セイフライド)は、オープニングパーティを開く。すると、その最中にソフィの妊娠が発覚! だが、愛するスカイ(ドミニク・クーパー)とは、将来を巡って気持ちが行き違い、かつてない危機を迎えていた。ソフィは思わず、若き日の母と自分を重ねる──ママは私を身ごもった時、どんな気持ちだった? 3人のパパたちとはどうやって出会って、なぜ別れたの?

劇団四季のミュージカルでよく宣伝していたこのタイトル。

 

前提知識まったくなしで見たのですが、この映画10年前に作られた前編があるみたい。終始、なんだかピンとこないシーンがおおいなと思いながら見ていたのですが、これが原因ですね。前作を見ていたらもう少し違った感想になるのかもしれません。

 

ストーリーは結構ひどい。今回の主人公であるソフィアはわりと普通の子ですが、その母親のドナが自由奔放すぎる。

 

大学を卒業した主人公のドナは旅行にでます。旅行の途中で出会ったイケメン3人と会ったその日にやっちゃって、成り行きで知らない島に住み始めます。

 

そこで妊娠が発覚するのですが、誰の子供かわからない。で、仕方がないからパパ3人ということで一人の女の子を育て始めます。

 

予想するにここまでが前編だとおもいます。

 

こんなあばずれ女が幸せに暮らせるのか?ところがどっこい、ドナは3人とうまい具合に関係を築き、年をとってもなお彼らの心の中に棲みついていたのです。

 

3人のパパを持つドナの一人娘ソフィアが、母親の願いだったホテルをオープンするのが今回の話の中心ですが、半分以上が母親の話なので、どっちが主人公かわからない感じでした。

 

ざんざん振り回されているはずなのに、ドナがいいと言うイケメン野郎どもの気持ちはよくわかりませんが、まあそのあたりは楽しい音楽と踊りで全部なかったことにしてしまいましょう。

 

ドナの取り巻きの2名はいいですね。のっぽとぽっちゃりでキャラもしっかりしています。彼女達のやり取りがこの映画で一番楽しめました。

 

そして仮面をかぶったような白塗りのおばあちゃんは現役の歌手なんでしょうか。ちょっと引くくらい怖かったのですが、あちらでは有名な人なのでしょう。

 

聞いたことのある曲は2曲くらいしかなく、ダンスもインド映画に比べるともう一癖欲しいと思ってしまいました。

 

青い空と青い海なのにとーっても奇抜なステージ衣装。この食べ合わせも私にはあわず。さらに2018年に作られたにも関わらず、20年くらい前の映画と間違えるくらい古めかしい気がしたのですが、気のせいだろうか。

 

こんな映画もたまにはありますよね。次を見ます。