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スノーデン

 

スノーデン(字幕版)

スノーデン(字幕版)

 

2004年、9.11後の対テロ戦争を進める祖国アメリカに貢献したいと考えて軍に志願入隊したスノーデンが、足に大怪我を負って除隊を余儀なくされる。失意のさなかCIAに採用された彼は、持ち前のずば抜けたコンピュータの知識を教官に認められ、2007年にスイス・ジュネーヴへ派遣された。そこで目の当たりにしたのは、アメリカ政府が対テロ諜報活動の名のもと、世界中のメール、チャット、SNSを監視し、膨大な情報を収集している実態だった。やがてNSAのスタッフとして東京の横田基地、ハワイのCIA工作センターへと赴任し、民主主義と個人の自由を揺るがす政府への不信をいっそう募らせたスノーデンは、恋人のリンゼイをハワイの自宅に残し、命がけの告発に踏みきるのだった…。 Rating PG12 (c)2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 

この映画を見ようと思ったのは、インセプションに登場したブラッドピットに勝るとも劣らない色男ジョセフ・ゴードン=レヴィットがパッケージに表示されていたから。

 

今回は主役のようですし、あのクールな感じの演技がを楽しみにしておりましたが、映画の視聴ログとしてはジョゼフの魅力は一旦脇に避けておく必要があります。


この映画はアメリカ政府がインターネット上のすべての情報を本人の了承なしに傍受しており、それをリークした、内部告発者、エドワード・スノーデンのお話です。

 

この事件が明るみになったことは、日本でも何度かニュースに取り上げられたような記憶があります

アメリカのデモの映像も見たような気がしますが、海外の話と思ってあまり気にしていなかったのが事実です。

 

しかし、これは現実の出来事であり、日本も無関係ではありません。

 

・日本政府も傍受の対象だった
・スノーデン氏は約1年半の間、日本に滞在していた
・(おまけ)スノーデン氏がかなり日本贔屓であった

 

日本も傍受対象だったことに対して、日本政府は遺憾の意を発表したのみ。
遺憾の意って、空砲を上空に向けて撃ったようなもので何の意味もないですよね。

 

アメリカはノーダメージですし、このメッセージはそもそもアメリカに届いているのか。日本向けのパフォーマンス程度と考えて良いと思います。


つづいて、日本への滞在理由は中国を監視するため。

このことから日本だけでなく、世界のいたるところに傍受の拠点が設けられていることがわかります。

 

だから中国はGoogleを禁止する、Amazonが入れないように自前でインフラを用意するなどをしているのかもしれないです。

 

盗み見ることができる情報は、メールだけでなくWebの閲覧履歴や電話音声、口座の残高、クレジットカード情報などインターネット上にあるものすべてです。

 

さらにGoogleや電話会社なども傍受に加担していたというから驚きです。まさに情報戦争で、アメリカはこの分野でも世界の数歩先を進んでいることがわかります。


世界的に見れば、これは本当に大きな問題なのですが、自分レベルまで話を落とすと少し様子が変わります。


実際のところ私の個人情報なんてたいした価値はないでしょう。
Web閲覧履歴が全世界に公開されたとしてもちょっと恥ずかしい程度で世界が変わることはない。

 

すでに日本にはかなりの数の監視カメラが設置され、意図せずとも行動は追跡されています。

 

ターゲットを絞り込めばメールや電話は割りと簡単に傍受できると思っており、実際のところ、テロの防止などに今でも使われているのではないかと思っています。

 

不正に使用されるのは許せませんが、犯罪の抑止力として正しく使ってもらえるのなら仕方ないのですかね。

 

あと20年もすれば、個人の行動はすべて監視されるようになり世界的に犯罪は激減するかもしれません。あ、こんな設定は映画でも良くありますね。

 

犯罪がなくなるのは素直にうれしいのですが、反対因子は徹底的に除去されてすべての人類が同じ方向を向いてしまう世界からは、破滅というキーワードしか浮かんできません。