アマプラビデ王の日々

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アデライン、100年目の恋

 

奇跡的な出来事がきっかけで年を取らなくなってしまったアデライン・ボウマン。100歳を超えているのに29歳の姿のままの彼女の心の支えは、愛犬と、老いた一人娘フレミングだけ。偽名を使い、住む場所を変え、友人も作らず孤独に時を過ごしている。そんなアデラインの前にカリスマ的な魅力を持つ青年エリスが現れる。エリスにどんどん惹かれていくアデラインだが、二人の間に秘密と過去の恋が立ちふさがり・・・・・・。 あらがうことのできない運命に流されて生きたアデラインが100年のときを経て見つけたものは?見る人のハートを揺さぶる、現代版ラブファンタジー

 恋愛ものです。

私のようなおっさんがみる部類の映画ではなかったような気がします。

 

年を取らなくなった女性のお話。彼女の時が止まるのは28歳の時。女性としてとても魅力的なこの年代を永遠に過ごすことができるというのは、どれほど幸せなことでしょうか。

 

素敵な男性に声を掛けられ、恋に落ちそうになりますが、真実を伝えることができず少しずつ離れる道を選び続けるアデライン。

 

それでも運命からは逃げられず、すべてを受け入れてくれそうな彼に真実を打ち明け、再び時計が進み始めるというようなストーリーです。

 

どうも最近心がねじ曲がってしまったみたいで、前回のアデラインの恋愛はせいぜい40年前じゃないかといきなり突っ込みたくなります。

 

100年というのは例えだというのはわかっています。であればわざわざ現代(The Age of Adaline)に存在しない「100年目の」を付け加える必要はあったのだろうかと疑問に思ってしまいます。

 

また、父親がアデラインを見てすぐわからなかったのもちょっと納得がいかない。誰だって若かりし頃に恋に落ちた人の外見が全く変わっていなければすぐにわかると思うのです。

 

だって、そこで記憶が止まっているんですから。

 

実際は自分も相手も年を取るので数十年ぶりに再会したら、何とか当時の面影を探してみたり、あるいはそのギャップに驚くはずです。

 

さらにさらにラストで再び時が動き始めたことを、白髪を通して視聴者に伝えるのですが、そんな短時間で白髪伸びないよと妙に覚めてみてしまいました。

 

そんな小さなことが気になって視聴後の余韻はいまいち。

 

主人公のアデライン役はとっても美しい女性です。ストーリーはさておき、彼女を見るためだけに映画を見るというのはありだと思いました。